お役立ちコラム

大和ハウスDXウォール塗装のポイントと費用|注意点とおすすめ塗料

著者:庄嶋 善則

大和ハウスDXウォール塗装のポイントと費用|注意点とおすすめ塗料

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外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です。

大和ハウスの住まいにおいて、その顔とも言えるのが「DXウォール」です。深く刻まれた陰影が生み出す圧倒的な風格は、他のサイディングでは到底真似できるものではありません。ただ、その美しさの裏側には、メンテナンス時に決して見過ごしてはならない「特有の性質」が隠されています。

「いつ、どのような方法で手を加えるのが最善なのか」という悩みは、大和ハウスオーナー様に共通する難題と言えるでしょう。今回のお役立ちコラムでは、DXウォールのポテンシャルを維持するための塗装戦略や具体的な費用、後悔しないための業者選定について現場の視点から踏み込んで解説します。

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25mmの厚壁が抱える「水」と「熱」のリスク

25mmの厚壁が抱える「水」と「熱」のリスク

DXウォール最大の特徴は、一般的な板材を遥かに凌ぐ約25mmという厚みにあります。このボリュームが断熱や防音に寄与しているのですが、素材の核となるセメント質は、裸の状態では非常に水を吸いやすい性質を持っています。

強固に見える外壁を守っているのは、工場で精密に吹き付けられたわずかコンマ数ミリの保護膜に他なりません。この膜が紫外線の影響で摩耗し、芯材が雨水にさらされると素材の強度は急激に低下します。とくに、この厚みゆえに一度「反り」や「歪み」が定着してしまうと、後から物理的な力で修正することはほぼ不可能です。

さらに、この厚みは「熱」を蓄えやすいという側面も持っています。夏場の直射日光を浴びたDXウォールは想像以上の高温になり、その熱が塗装面に多大な負荷をかけるのです。つまり、再塗装は単なる色直しではなく、素材を水と熱から解放するための「防護服」の着せ替えであると認識しなければなりません。

劣化のサインを見逃さないための観察ポイント

劣化のサインを見逃さないための観察ポイント

お手入れのタイミングは築10年から15年がひとつの目安ですが、環境によってその時計の進み方は異なります。オーナー様ご自身で確認していただきたいのは、表面の汚れではなく「機能の欠落」を示す以下の3点です。

1.目地(シーリング)の断裂と痩せ

大きなパネル同士をつなぐシーリング材は、建物の動きを吸収する「関節」の役割を担っています。ここが硬化してひび割れると、毛細管現象によって雨水が壁の裏側へと吸い込まれていきます。DXウォールのような厚壁の場合、目地の溝も深いため、打ち替え時には十分な量のシーリング材を充填して「肉厚」を確保することが雨漏り防止の絶対条件です。

2.粉が手に付くチョーキングの正体

壁をなぞった際、指が白くなる現象は塗料に含まれる樹脂が破壊されたサインです。これは、いわば「防水の盾」が粉々に砕けてしまった状態なのです。この予兆を確認したら、素材自体が致命的なダメージを受ける前に、再塗装の具体的な検討を始めるべき分岐点に来ていると言えます。

3.深く複雑な彫りに潜む微生物

DXウォール最大の魅力である深い彫りは、同時に湿気が滞留しやすい場所でもあります。北面の壁などに緑色のコケが定着しているなら、それは塗膜の防カビ機能が完全に消失している証です。コケは根を張ることで常に水分を壁に供給し続けるため、根こそぎ洗浄してバリアを再構築する必要があります。

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DXウォール塗装における「膨れ不具合」を回避せよ

DXウォール塗装における「膨れ不具合」を回避せよ

塗装後のトラブルで最も多いのが、塗膜がプクプクと浮き上がってしまう「膨れ」の現象です。これは、DXウォール特有の蓄熱性が招く最大の罠と言えます。

熱を溜め込みやすい分厚い壁に対し、伸縮性の強い「弾性塗料」を安易に厚塗りすると、熱で膨張した内部の湿気や空気が逃げ場を失って塗膜を内側から押し上げてしまいます。また、大和ハウス独自の通気工法を阻害するような透湿性の低い塗料も厳禁です。

この不具合を避けるには、熱を反射する「遮熱性」と、壁内部の湿気を外に逃がす「透湿性」を両立させた塗料の選定が不可欠です。このバランスを欠いた施工は、数年後の剥離トラブルを引き起こすリスクを極めて高くします。

工事費用の目安と賢い塗料の組み合わせ

費用の目安は、一般的な規模の住宅で、外壁と目地の工事を合わせて120万円から200万円ほどを見込む必要があります。DXウォールは凹凸が深いため、平面的な計算上の面積よりも、実際に塗料を消費する「実面積」が1.2倍から1.5倍近くになるケースが多いからです。

おすすめの構成は、以下の通りです。

  • 遮熱フッ素樹脂:表面温度の上昇を抑え、素材への熱ストレスを緩和します。
  • 高耐候無機塗料:ガラスのような強固な結合を持ち、お手入れの間隔を15年以上に引き延ばします。

とくに、一度の足場設置コストを有効活用するなら、高耐久な無機塗料と、それに見合う耐用年数を持つ高耐久シーリング材をセットで選ぶのが合理的な選択です。長期的な資産価値を維持するうえで最も有効といえます。見積書をチェックする際は、単に「塗装一式」となっていないか、DXウォールの凹凸を考慮した「塗布量(缶数)」が明記されているかを確認してください。

DXウォールの真価を引き出す業者選び

DXウォールの塗装を成功させるのは、価格の安さではなく業者の「分析力」です。

  • 大和ハウス独自の構造、とくに「外壁通気工法」の空気の流れを熟知しているかどうか
  • DXウォール特有の凹凸を計算に入れ、理論に基づいた「塗布量(何缶使い切るか)」を明確に示せるか

この2点が信頼できるプロかどうかの試金石となります。

また、DXウォールのような厚壁は、下塗りの吸い込みが激しいという特徴もあります。この性質を理解し、状況に応じて下塗りを2回おこなうなどの臨機応変な判断ができるかどうかも、仕上がりを左右する重要なポイントです。

今の住まいがメンテナンスを急ぐべき状態なのか、それともまだ様子を見られるのか。その答えは、単なる目視だけでは導き出せません。素材の「内部」まで見通す知識を持ったプロの精密な診断を受け、リスクの所在を明らかにすることから、失敗しない外壁塗装の第一歩が始まります。

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FAQ|大和ハウスDXウォールの塗装についてよくある質問

FAQ|大和ハウスDXウォールの塗装についてよくある質問

大和ハウスのDXウォールは類を見ない重厚感を持つ外壁材ですが、その特殊な構造ゆえにメンテナンス方法にも独自のノウハウが求められます。

ここでは、塗装を検討する際に多くのオーナー様が直面する疑問について、専門的な視点から詳しく解説します。

Q.DXウォールの再塗装には専用の知識が必要ですか?

A.DXウォールは一般的な外壁材よりも分厚く熱を蓄えやすいため、塗料選びを間違えると深刻な不具合を引き起こすからです。

ゴムのように伸びる弾性塗料を安易に塗ってしまうと、内部に溜まった熱で塗膜が内側から押し上げられ、水ぶくれのように膨れて剥がれてしまいます。熱を逃がす透湿性や熱を跳ね返す遮熱性を備えた塗料を正確に選定できる知識が不可欠となります。

Q.目地(シーリング)の工事費用が一般的な家よりも高いのはなぜですか?

A.外壁材自体の厚みが34mm(または25mm)もあるため、パネル同士の隙間である目地の溝も非常に深くなっているからです。

この深い溝をしっかりと埋めて防水性を確保するためには、一般的なサイディング住宅と比較して2倍近い量のシーリング材を充填する必要があります。材料費そのものが多くかかることに加え、特有の目地構造に合わせた緻密な施工技術が求められるため、費用が割高になる傾向があります。

Q.表面を手で触って白くなる「チョーキング現象」は放置しても大丈夫ですか?

A.放置することは非常に危険であり、早急な塗装の検討をおすすめします。

指が白くなる現象は、外壁を守っていた塗料の樹脂成分が破壊され、防水機能が完全に失われている明確なサインです。この状態を放置すると、セメントを主成分とする外壁の内部に雨水が染み込み、素材自体が反り返ったり歪んだりしてしまい、最終的には塗装では修復できず高額な張り替え工事に発展してしまいます。

Q.大和ハウスの「外壁通気工法」とは塗装にどう関係するのですか?

A.外壁の裏側に空気の通り道を作り、湿気を外部へ逃がすための構造であり、この空気の流れを塞がない塗料選びが重要になるからです。

透湿性の低い塗料で表面を完全にコーティングしてしまうと、逃げ場を失った湿気が塗膜を内側から押し上げて剥がれの原因を作ります。独自の構造を理解していない業者が施工すると、建物の呼吸を止めてしまうリスクがあるため注意が必要です。

Q.塗装の際、見積もりで塗布量(何缶使うか)を確認すべきなのはなぜですか?

A.DXウォールは彫りが非常に深く複雑な凹凸があるため、平面の壁を塗るよりも遥かに多くの塗料を消費するからです。

図面上の面積だけで計算して見積もりを出す業者の場合、実際に塗り始めると塗料が足りなくなり、規定よりも薄く引き伸ばして塗られてしまう施工不良が起こりやすくなります。凹凸を計算に入れた実面積を算出し、必要な塗料の缶数を明記してくれる業者を選ぶことが必須となります。

大和ハウスの資産価値を守る塗装は「おうちのかかりつけ医OHANA」へご相談ください

大和ハウスのDXウォールが放つ重厚な存在感と気品は、他の住宅にはない特別な価値を持っています。しかし、その厚みや複雑な彫りの深さゆえに、一般的なサイディングと同じ感覚で安易な塗装を施してしまうと、蓄熱による塗膜の膨れや早期の剥離といった致命的なトラブルを招きかねません。

大和ハウス独自の通気工法を熟知し、厚壁特有の熱や水分の動きを正確に予測できる専門的な分析力こそが、この名作外壁のポテンシャルを維持するための絶対条件となります。

私たちおうちのかかりつけ医OHANAは、ハウスメーカー特有の構造に精通したプロフェッショナルとして、お客様の住まいに最適なオーダーメイドの塗装戦略をご提案いたします。単に色を塗り替えるだけでなく、目地の深さに合わせた十分なシーリング材の確保や、蓄熱リスクを回避する遮熱・透湿塗料の厳格な選定、さらには凹凸を計算し尽くした正確な塗布量の徹底など、目に見えない工程にこそ一切の妥協を許しません。

「おうちのかかりつけ医OHANA」が誇る緻密な施工管理によって、新築時を凌駕する美しさと長期的な安心を両立させることが可能です。

大切なわが家のメンテナンス時期に迷われたら、まずは「おうちのかかりつけ医OHANA」の精密診断をご活用ください。ご自宅の状況が今すぐ塗装すべき状態なのか、それともまだ猶予があるのかを客観的な事実に基づいて誠実にお伝えいたします。

24時間受付中のお問い合わせフォームをはじめ、些細な疑問でもお答えするメールや電話でのご相談、実際の塗料の質感や性能を体感いただけるショールームへのご来店など、お客様のご都合に合わせた窓口をご用意しております。一生の資産である住まいをいつまでも健やかに保つために、ぜひ私たちを頼りにしてください。

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