お役立ちコラム
住友林業の海砂仕上げ(シーサンドコート)のメリット・デメリット|汚れ対策と長持ちさせるポイント

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外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です。
住友林業のシーサンドコートは「汚れやすい?」「今のうちに何をしておけば後悔しない?」このような疑問を抱える方もいるでしょう。実際、今すぐ塗装したいというより「まだ大丈夫か」「先延ばしで損しないか」を判断したい方ほど悩むものです。
結論から言うと、シーサンドコートは質感の良さと耐久性の考え方が両立された仕上げです。一方で、凹凸のある意匠は立地や面の向きで汚れの見え方が変わります。だからこそ、日常の軽い清掃や劣化サインの早期把握、必要時の補修と塗装をセットで考えることが重要です。
そこで今回のお役立ちコラムでは「特徴」「汚れやすく見える理由」「掃除の正しい手順」「塗り替え判断と見積もり確認」までくわしくお話しします。
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シーサンドコートの特徴と「汚れやすい」と感じる理由

最初に押さえるべきは、シーサンドコートが「上質な質感を作り上げる吹付仕上げ」という点です。見栄えの満足度が高い一方で、表面形状と周辺環境の組み合わせによって汚れ方に差が出やすくなります。
シーサンドコートはどのような仕上げ?
住友林業の公表資料では、シーサンドコートは貝殻・サンゴ・マイカ(雲母)などを混ぜた外壁仕上材として説明されています。吹付で仕上げるため、外壁の表情が出やすく、独特の風合いが強みです。資料内では、耐久性とメンテナンス負担の軽減も意図した仕様であることが示されています。
なぜ「汚れやすい」と感じるのか
建築研究所の技術資料では「仕上げ材の表面粗さが、汚れの付着しやすさに影響する」としています。凹凸やざらつきのある外壁は、平らな面より雨だれや土ぼこりが残りやすい傾向にあるからです。シーサンドコートも意匠性のある仕上げのため、北面・道路側・植栽近くなどで見え方に差が出ることもあります。
「外壁の欠点」より「管理方法との相性」で結果が変わる
住友林業の耐候仕様ページでは、LS30仕様として「30年間メンテナンス不要※」の考え方が示されています。一方で「点検結果によっては修繕が必要」とも明記されているのです。
高耐久でも、維持するには適切な点検と手入れを前提にしていることを示しています。早めの軽清掃と点検を回せる住まいほど、再塗装までの期間が安定しやすくなるのです。美観が悪化しやすい箇所として、以下には注意が求められます。
- 北面・日陰・風通しが弱い面
- 雨だれが集中する窓下や配管まわり
- 植栽や土が近い外周部
- 交通量が多い道路側の面
参照:住友林業「MyForest[GS]新商品プレスリリース(2009年2月2日)」
参照:住友林業「MyForest-大樹新発売プレスリリース(2008年1月25日)」
参照:住友林業「品質・保証:耐候仕様(LS30仕様)」
参照:建築研究所「建築用仕上塗材の表面粗さの定量的把握手法の開発」
汚れ対策は「強く落とす」より「早くやさしく」が基本

シーサンドコートのような意匠面は、強い洗浄で一気に落とすよりも、やさしい洗浄を早めに行ったほうが失敗しにくいのです。ここでは、セルフ清掃を行える範囲と、専門店に切り替えたほうがいい境界についてお話しします。
基本の掃除手順
大手外装材メーカーの指針では、外壁はまず水洗いで落ちにくい汚れは「やわらかいブラシ+中性洗剤」での清掃を推奨しています。作業前に壁面を濡らし、作業後は洗剤を流すのです。手の届く範囲で年1〜2回の軽清掃を続けるだけでも、汚れの固着を抑えやすくなります。
避けるべき掃除
同指針では「高圧洗浄やスチーム洗浄は、塗膜へ悪影響の恐れ」が指摘されています。漂白系薬剤も、使い方を誤れば外壁や金属部材を傷める可能性があります。さらに、下から上への強い散水は目地部からの漏水リスクがあるため要注意です。どちらにしても、適切ではない自己流の処置をすることで、後の補修費が増加するケースもあります。
この症状は「掃除」より「診断」優先
「触ると粉がつくチョーキング」「目地が切れている」「ひびが増えている」このような段階は、汚れだけの問題とは限りません。定期点検・記録保存・早期修繕が重要な理由はここにあります。美観だけを整えるより、診断結果に合わせた補修と塗装を同時に計画するほうが再劣化を抑えやすくなるのです。
セルフ清掃の可否チェック
- 手の届く高さか
- 目地の切れやひびがないか
- 洗剤の注意事項を守れるか
- 30分以内で安全に終えられるか
- 迷う症状なら専門店に切り替えるか
参照:ニチハ「メンテナンスガイド(PDF)」
参照:ニチハ「窯業系サイディングのメンテナンス」
参照:住宅金融支援機構「入居後の住まいの保守管理」
長持ちさせる塗装判断と、相談時の見積もり確認ポイント

「今すぐ塗るか」ではなく「今どこまで進めるか」を決めることが重要です。判断軸を先に持っておけば、不要な工事も危険な先延ばしも避けやすくなります。
塗装時期は「年数だけ」で決めない
住友林業のアフターサービス情報では、長期点検体制が示される一方、外部仕様や立地条件で、メンテナンス時期が早まる場合もあるとしています。
また、40年目・50年目の点検で外壁塗装が必要になる場合がある旨も明示されているのですが、最終判断は、あくまで状態確認が基本となるのです。
「塗装だけ」を目的にしない
外壁は、雨水をはじく・紫外線を抑える・ひびの進行を抑える、といった役割を担っています。表面だけ整えても、目地や下地の傷みを残すと再劣化しやすいのです。国土交通省でも、診断結果をもとに補修・塗装・防水を計画的に実施する考え方が示されています。必要な補修と塗装を同時に設計するほうが、長期コストを安定させる近道なのです。
見積もり比較で外せない5項目
見積もりは総額だけで判断せず、工事範囲と再発防止まで確認したほうがいいでしょう。特にシーサンドコート系の意匠外壁は、どこまで風合いを再現するかで、工程と金額が変動します。仕様のゴール、追加費用の条件、保証範囲を最初に言語化しておくと、着工後の増額トラブルを避けやすくなるのです。
参照:住友林業「60年保証アフターサービス」
参照:国土交通省「計画修繕ガイドブック(事例)」
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FAQ|シーサンドコートについてよくある質問

シーサンドコートは意匠性が高い一方で、凹凸があるぶん「汚れの見え方」や「手入れのしやすさ」で迷いが出やすい仕上げです。しかも、遠目だと分からないのに近づくと気になる、という“気持ちの揺れ”が起きやすいのも特徴です。
ここでは判断が止まりやすいポイントを、結論ファーストで整理します。
Q.シーサンドコートは本当に汚れやすいですか?
A.立地と面の向き次第です。
凹凸があるため、汚れが“溜まる”というより“陰影で目立つ”ことがあります。交通量の多い道路沿い、北面、植栽が近い面、軒の出が短い面は雨だれが出やすく、見た目の差が出やすいです。
逆に、日当たりと風通しが良い面は想像より維持しやすいことも多いので、家全体を一括で判断しないのがポイントです。
Q.高圧洗浄だけでキレイになりますか?
A.軽い付着汚れなら改善しますが、カビ・藻・雨だれ成分が定着していると再発しやすいです。
洗浄は「落とす」工程で、表面の保護力を戻す工程ではありません。さらに、圧を上げすぎると表層を荒らして、かえって汚れが入り込みやすくなることもあります。洗浄前は次を確認して、無理に進めないのが安全です。
・触ると粉が付く(表面が弱っている)
・細かなひび割れや欠けがある(洗浄で広がることがある)
・目地や取り合いのシーリングに隙間がある(雨水が回りやすい)
Q.塗り替えやメンテナンスの目安は何年ですか?
A.年数だけで決めず、症状で判断するのが安全です。
色ムラの進行、雨だれの筋が取れにくい、触ると粉が付く、ひび割れやシーリングの隙間が出た、というサインが出たら点検のタイミングです。とくに目地やサッシまわりの劣化は、外壁本体より先に雨水の入口になりやすいので優先度が上がります。
「外壁がきれいだから先延ばしでいい」と決める前に、シーリングと板金・水切りまわりまでセットで見てください。
Q.苔やカビが出やすいのはなぜですか?
A.日当たりと乾きにくさが重なると発生しやすいからです。
北面や風通しの悪い場所、樹木が近い場所は湿りが残り、微細な凹凸に胞子が定着しやすくなります。外壁だけでなく、雨樋の詰まりで水があふれる、散水や室外機のドレンで濡れる、換気口付近の排気で汚れる、といった“水分と汚れの供給源”が近いと悪化しやすいです。
原因を一つに決めつけず、発生位置の共通点を探すと対策が絞れます。
Q.部分補修はできますか?それとも全面になりますか?
A.局所の欠けやひび割れは部分補修で対応できることがありますが、色合わせは難易度が上がります。
意匠の粒感や経年の退色があるため、同じ材料でも“補修跡が見える”可能性は残ります。また、下地の動きがある場所は補修しても再び割れることがあるので、割れ方の原因(動き・水・下地の傷み)まで確認してから補修方法を決めるのが堅実です。
見た目を揃えたい場合は、面単位での補修や塗装を検討すると納得感が出やすいです。
おうちのかかりつけ医OHANAへ|シーサンドコートを汚さず長持ちさせるための判断軸と相談手順

シーサンドコートは「今すぐ塗装したい」よりも、「まだ大丈夫か」「先延ばしで損しないか」を判断したい人ほど悩む仕上げです。結論はシンプルで、年数ではなく症状で決めるのが正解です。
雨だれが定着して落ちにくい、粉化やひび割れが出た、シーリングに隙間がある、カビ臭がするなどが重なるなら、清掃で済ませるより点検して“手当ての範囲”を先に確定した方が、結果的に費用も工期も読みやすくなります。
迷ったら、現状を写真でまとめたうえで問い合わせフォームからのお問い合わせ、メールでの共有、電話でのご相談、ショールームへの来店で方向性を固める、という順番が現実的です。相談時は、外壁の気になる面・発生位置、築年数の目安、過去の補修歴、雨だれやカビの有無が分かる写真があると話が早まります。
おうちのかかりつけ医OHANAを“診断の起点”にして、やるべきことを必要十分に切り分けてください。
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特に、お家の防水に関しては定期的なメンテナンスが必要です。
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