お役立ちコラム
外壁塗装の色で後悔しないために|人気カラーと失敗事例から学ぶ選び方

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外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です!
外壁塗装のご相談を受ける中で、最も時間をかけて話し合うのが「色選び」です。塗料の種類や工事方法よりも悩みます。よって、慎重に決めたいポイントでもあります。これまで私は福岡エリアで、外壁塗り替えのお手伝いをしてきました。
毎日帰ってくる場所の外観が、自分の好きな色・落ち着く色だと気持ちまで明るくなると思います。しかし「思っていた色と違う」と感じると、きれいに仕上がってもモヤモヤが残るかもしれません。毎日見続ける場所であるからこそ、色選びは慎重に行うことが大切です。
今回のお役立ちブログでは、福岡エリアで選ばれやすいカラーや色選びのポイントなどをお話しします。
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私たちが活動している福岡エリアでは「熱を持ちにくい淡色系」「カビや藻が目立ちにくい中明度色」などがおすすめです。おすすめの組み合わせを3パターンお話しします。
アイボリー×ブラウンのツートン
アイボリーをベースに濃いめのブラウンを合わせるツートン配色です。やわらかく温かみのある印象になりつつ、サッシまわりや玄関まわりをブラウンで引き締めることで、落ち着いた高級感も演出できます。
また、強い日差しを反射しやすく、同じ系統の濃い色と比べて表面温度の上昇をある程度抑えられるのもポイントです。真っ白な外壁ほど汚れが目立たず、雨だれや砂ぼこりも「うっすらとぼかして」くれるため、美観を維持したい方に向いています。
戸建てが並ぶ住宅街や周囲にベージュ系の建物が多いエリアでは、景観とも馴染みやすいため「上品だけど派手すぎない」演出を醸し出してくれるでしょう。
グレー×ブラックのモダン配色
スタイリッシュな印象にしたいお客様からは、グレーとブラックを組み合わせたモダンな配色がよく選ばれます。外壁を中明度のグレーに、屋根や付帯部(破風・雨樋・水切りなど)をブラックでまとめると、直線的なデザインの住宅は一気にシャープで都会的な雰囲気になります。
グレーは汚れやほこり、排気ガスの汚れが目立ちにくく、海風や交通量の多い道路沿いでもメンテナンス性が高い色です。ブラックは重厚感を出せる一方で、使いすぎると暗く見える傾向にあるため、窓まわりや玄関ドアとのバランスを見ながら「引き締め役」としてポイント使いすると良いでしょう。
ベージュ×ホワイトのナチュラル調
優しい雰囲気や家族らしさを大切にしたい方には、ベースをベージュ系、サッシまわりや帯、軒天をホワイトでまとめたナチュラルな配色が選ばれています。ベージュは周囲の植栽やお庭のグリーンとも相性が良く、季節によって表情が変わるのも魅力です。ホワイトを組み合わせることで、全体が重くならず、明るく開放感のある外観に仕上がります。
たとえば、玄関ポーチやバルコニー部分に白を効かせると「家に帰ってきてホッとする」印象をつくれるでしょう。「飽きがこない色にしたい」「将来売却することも考えて、誰から見ても好印象な外観にしたい」という理由で、ナチュラル系の配色を選ぶ方もいます。
住宅地では景観のガイドラインにより、派手な色を使えないケースがあるため、地域特性を踏まえた色選びは大切です。同じ人気カラーでも、建物の形や日当たり、街並みに合わせて少しトーンを変えるだけで「家らしさ」がぐっと引き立ちます。地域性も含めながら色を決めることで、後悔のない色を実現できます。
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外壁塗装の色選びで後悔するパターンとは?なぜ失敗する?
外壁の色選びで後悔する方には、共通点があります。なぜ後悔するのか見てみましょう。
カタログやスマホの画面で決める
小さな色サンプルやスマホの画像で見た色は、外壁に塗ると想像していたよりも明るく見える場合があります。塗料のツヤ感・周囲の反射光・時間帯によっても見え方が変わるため、A4サイズ以上の見本板や実際の外壁での試し塗りをおすすめします。
屋根・玄関・サッシとのバランスを見ていない
外壁単体ではきれいに見えても、建物全体で見たら「色が浮いてしまう」ことがあります。中でも、屋根・サッシ・雨樋などの色と合っていないケースは要注意です。たとえば、屋根が黒なら外壁は中明度、サッシが白なら外壁は濃色寄りにするといった形で、色のバランスを考えることが大切です。
流行色をそのまま取り入れてしまう
「今はネイビーが人気」と聞くと、惹かれる気持ちはよくわかります。しかし流行だけで選ぶと、数年後に「見た目が重たい」と感じることもあります。飽きがこないかも大切です。
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外壁塗装で失敗しない色選びでは正しい手順を踏むことが大切!

色選びで失敗しないためには、正しい手順を踏むことが大切です。ここでは、3つのステップで見てみましょう。
①家の素材・形・光の当たり方を知る
同じグレーでも、サイディングかモルタルかでまったく違う印象になります。また、南面は紫外線で色あせしやすく、北面は湿気で藻が出やすい特性があります。したがって、素材や立地を踏まえたうえで「劣化に強い色」を選ぶことが長持ちさせる秘訣です。
現地調査の際に「方角・周囲の建物・植栽・道路の幅」まで確認し「日なたでどう見えるか」「曇りの日にどう見えるか」までイメージしながら色の候補を絞ることで、色選びで失敗するリスクを抑えられます。
②好きな色より“似合う色”を選ぶ
色の好みを大切にしつつ「家全体として調和が取れるか」も重視しましょう。大切なのが「ベースカラー」「アクセントカラー」「付帯部(雨樋・破風・サッシなど)の色」のバランスです。
おすすめは、家の写真に色を当てて見比べるカラーシミュレーションを行うことです。「玄関のカラーと合わせたら印象が変わるんだ」と驚かれるお客様も珍しくありません。
外壁や玄関ドア、門柱、カーポートとの色のバランスを確認することで「自分らしさ」と「家全体のバランス」を、両立できる色を見つけやすくなります。
③施工事例で“実際の色”を見る
塗料カタログだけではわからないのが「時間が経った色の変化」です。地域別・色別に過去の施工写真を蓄積している業者であれば、過去のデータが溜まっているため色ごとの傾向がわかります。
塗装直後は、きれいに見えますが数年経つと見え方に差が出ます。カタログ上で判断するのではなく「実物・時間の経過・街並み」の3つを踏まえて選ぶことが大切です。
プロが実践する配色テクニックを活用すれば失敗率は下がる!自分好みの色にする秘訣とは?

プロはさまざまなテクニックを使って色を選んでいます。ここからは、プロが実践する配色テクニックを見てみましょう。
黄金比「70:25:5」で色のバランスを取る
ベース色70%、サブ色25%、アクセント色5%というイメージです。たとえば「ベージュ×ブラウン×ホワイト」といった形で構成すると、自然で安定感のある外観になります。
ツヤの調整で印象を変える
ツヤありの場合は、明るく・汚れが付きにくい状態をつくれます。一方、ツヤ消しの場合は落ち着いた雰囲気が出やすく、マットで高級感を醸し出すことが可能です。一般的にはツヤありの方が汚れにくく、耐久性もわずかに高い傾向があります。
光と影を利用する
外壁の凹凸が深いほど、日差しの角度で影が強く出ます。立体的なデザインの場合、中明度色+縦ラインのアクセントでメリハリを出すと美しく見えるでしょう。
FAQ|外壁塗装の色選びについてよくある質問

外壁塗装の色選びは「正解が1つではない」からこそ、多くのお客様が迷われます。ここでは、実際の相談の中で特に多かった質問をまとめました。色選びで失敗しないための参考にしてください。
Q.カタログと実際の仕上がりが違うのはなぜですか?
A.小さな色サンプルは光の反射が少なく、実際の外壁より暗く見えやすい傾向があります。必ずA4サイズの見本板や外壁への試し塗りで確認することで、イメージとの差を小さくできます。
Q.ツヤありとツヤなし、どちらが人気ですか?
A.福岡エリアでは「ツヤあり6:ツヤなし4」の割合で選ばれています。ツヤありは耐候性が高く、汚れにくいのが特徴です。落ち着いた印象が好みの方はツヤなしを選ばれます。
Q.濃い色は本当に色あせしやすいのですか?
A.濃色は紫外線を吸収しやすいため、淡色より色あせが早い傾向になります。とくに南面は影響が出やすいため、濃色を使う場合は玄関まわりやワンポイントの使用が安心です。
Q.近隣の家と似た色になるのが不安です。どうしたらいい?
A.アクセントの位置や明度を少し変えるだけで個性を出せます。カラーシミュレーションで3~5パターン比較しながら「景観に馴染むけれど、自分らしい配色」を探すのがおすすめです。
Q.色選びはどのタイミングで決めるべきですか?
A.現地調査後、建物の形状・素材・日当たりを確認してから決めるのがベストです。株式会社OHANAでも、調査結果と照らし合わせながら失敗しない色選びの流れをご案内しています。
外壁の色選びで後悔しないために。まずはOHANAに相談して“最適な1色”を見つけましょう

外壁塗装の色選びは、家の印象を大きく左右する重要な工程です。明るさ、ツヤ感、素材、立地、周囲の景観など、さまざまな要素によって見え方が変わるため「カタログだけで判断する」のは危険です。
おうちのかかりつけ医OHANAでは、A4サイズの見本板・カラーシミュレーション・施工事例の比較など、多角的に判断できるステップを設けており、お客様が後悔しない色選びをサポートしています。たとえば「家族みんなが落ち着く色にしたい」「景観に馴染みつつも個性は残したい」「将来売却を考えて万人受けする外観にしたい」など、目的に合わせて最適なご提案が可能です。色選びに迷ったときは、まずお問い合わせフォームからのご相談、メール、電話でのお問い合わせ、またはショールームへの来店をご利用ください。
実際の塗装サンプルや過去の施工写真を見ながら、一緒に“後悔しない色選び”を進めていきましょう。外壁塗装は10年に一度の大切な機会です。専門家の目と経験を活かし、あなたの暮らしに合った1色を選ぶお手伝いをさせていただきます。
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日本の住宅は他の先進国に比べ住宅の耐久年数が
著しく低いと言われております。
特に、お家の防水に関しては定期的なメンテナンスが必要です。
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