お役立ちコラム
建物の塗装を検討中の方は用途に合わせて塗料を使うことが大事！選び方のポイントもお話しします！
福岡市で外壁塗装工事＆屋根塗装＆リフォーム工事なら
福岡市城南区の住宅塗装専門店の株式会社OHANA（オハナ）へ！
外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です！
おうちのかかりつけ医OHANAまでお気軽にご相談ください。
家の塗装を検討しているものの、どこに何の塗料を使うと良いかわからない方もいるのではないでしょうか。用途を無視して塗料を使うと、次のことが起こります。
- 塗布した箇所が傷む
- 建物全体が劣化する
家に長く住み続けるには、用途を無視せずに塗料を選ぶことが大事です。とはいっても、塗料にはさまざまな種類があります。今回のお役立ちブログでは塗料の基礎知識をお話ししつつ、選び方についてお話しします。
| ▼合わせて読みたい▼ |
塗料の役割は1つだけではない！なぜ建物にとって塗料は大事なの？
塗料は建物の保護から美観の向上まで、幅広い役割を担っています。外部からの水分や紫外線、化学物質などから建物を守り、劣化を防ぐことで長寿命化を実現してくれるのです。
また、美観の向上も外壁の役割です。色彩や光沢を与えることで、建物の価値が高まります。近年では抗菌や消臭、断熱といった機能性を持つ塗料も増えており、塗料の役割は多様化しているのが現状です。
塗料には油性塗料と水性塗料がある
塗料には油性塗料と水性塗料があります。油性塗料は有機溶剤を使用した塗料で、耐久性と密着性に優れているのが特徴です。金属や屋外での使用に適しているものの、臭気が強く塗布後の乾燥に時間がかかります。
一方、水性塗料は水を溶剤として使用したもので、環境負荷が低く臭気も少ないのが特徴です。技術進歩により性能が向上しているものの、耐久性は油性塗料の方が優れているかもしれません。
屋内用塗料の選び方は場所や用途によって変えることが大事！何を意識すると良い？
ここからは、塗料の選び方を見てみましょう。まず屋内用塗料について、3つのことをお話しします。
- 壁紙・クロス塗り替え用塗料の選び方
- 屋内木部用塗料の選び方
- 屋内金属部用塗料の選び方
屋内でも用途や場所によって適している塗料は異なります。塗料選びの参考にしてみてください。
壁紙・クロス塗り替え用塗料の選び方
壁紙やクロスの塗り替えは、既存の壁紙の上から直接塗装できる塗料を使うと便利でしょう。屋内は居住者の滞在時間が長い分、より安全な塗料を使わなくてはいけません。人体への影響を考慮すると、低VOC（揮発性有機化合物）で臭気の少ない水性塗料を使うのがベストです。
その他に、汚れが付きにくい塗料や調湿効果のある塗料を使うのも良いでしょう。居住環境や家族構成などを考慮しながら、塗料を選ぶことが大事です。
屋内木部用塗料の選び方
屋内の木部塗装では、木材本来の風合いを活かしながら、適切な保護を行うことが求められます。子供部屋や寝室など日頃から過ごす時間が長い場合は、自然の素材を含んでいる塗料が安心です。
たとえばフローリングや壁面の木質パネルの場合、オイルステインを塗ると木目を美しく見せつつも木材を保護します。塗装後も手入れしやすいため便利です。・
屋内金属部用塗料の選び方
屋内の金属部の塗装は、サビ止めと美観の両立が求められます。ドアノブや手すり、キッチン周りの金属部分など、頻繁に触れる箇所には耐摩耗性の高い塗料を選ぶと良いでしょう。とくに水回りは、水に触れることが多いため防サビ効果の高い塗料が必須です。
屋外用塗料も選び方がある！何をチェックしながら選ぶと良い？
屋外用塗料についても見てみましょう。3つのことを中心にお話しします。
- 外壁用塗料の選び方
- ベランダ・テラス用塗料の選び方
- 屋外木部用塗料の選び方
何を意識しながら選ぶと良いか見てみましょう。
外壁用塗料の選び方
外壁は雨や風など天候によるダメージを受けやすいため、外壁用塗料の選定は慎重に行う必要があります。耐候性の観点から、シリコン系塗料やフッ素系塗料などを使うと良いかもしれません。
たとえばシリコン系塗料は手頃な価格で高い耐候性を発揮し、10年程度の耐久性が期待できます。一方、フッ素系塗料はシリコン系塗料よりも高価ではあるものの、15年以上の耐久力があるため、塗装の頻度を減らすことが可能です。
最近では遮熱効果や防汚性を持つ高機能塗料も増えており、建物の維持管理に役立つ塗料が多く誕生しています。地域の気候条件や建物の構造、周辺環境などを考慮して、最適な塗料を選ぶことで建物を蘇らせることが可能です。
| ▼合わせて読みたい▼ |
ベランダ・テラス用塗料の選び方
ベランダやテラスは、日常的な歩行や家具の設置による負荷に加え、雨風にもさらされるため劣化が進みやすい場所です。結果、防水性と耐摩耗性を併せ持つ塗料が向いています。
その他に、滑り止め効果を含む塗料も効果的です。ベランダやテラスの場合、雨によって床が塗れることもあります。転倒防止の意味で効果的だといえるでしょう。
屋外木部用塗料の選び方
屋外で使用される木材は「雨、紫外線、温度変化」などによって劣化が進みます。結果、屋外木部用塗料には高い耐候性と防腐効果が必要です。含浸性の高い塗料を使用すると、木材内部まで保護効果が行き渡り、腐食や割れを防げるでしょう。
その他に、紫外線による劣化を防ぐため、UVカット機能入りの塗料を選ぶのも効果的です。陽ざしの強い場所であるほど、効果を発揮してくれるでしょう。
屋内外問わず塗料選びにはポイントがある！何を確認しながら最適な塗料を探すと良い？
塗料を選ぶ際は、さまざまな観点から判断しなくてはいけません。主なポイントは次の通りです。
- 使用環境の確認
- 耐久性と予算
項目ごとに、何に気を付けると良いか見てみましょう。
使用環境の確認
屋外用塗料の場合は「気温・湿度・降水量・日照時間」などを考慮した方が良いでしょう。塗料によって、適している環境が変わるからです。さらに海岸部や工業地帯など特殊な環境では、塩害や大気汚染の影響も考慮した上で塗料を選ぶ必要があります。
一方、屋内用塗料の場合も水回りや日当たりの違いなど、場所によって環境が違うことを把握しなくてはいけません。同じ屋内だとしても、部屋によって陽ざしの入り具合や室温・湿度などが違うからです。最適な塗料は部屋ごとで異なります。よって、屋内外問わず使用環境を確認した上で塗料を選ぶことが大事です。
耐久性と予算
塗料選びでは、初期コストと維持管理コストのバランスを考慮することも大事です。高品質な塗料は初期費用が高くなるものの耐久性も高い分、塗り替えの間隔を空けられます。
長期的な視点で見ると、高品質な塗料を選択した方が塗装の回数が少なくなるため、ランニングコストを抑えたい方にピッタリです。
塗料が良くても塗装で失敗しては意味がない！成功させるコツとは？
建物に合う塗料を使っても、塗装で失敗しては元も子もありません。ここでは、4つのことについてお話しします。
- 代表的な失敗事例と対策
- 適切な塗り替え時期
- 効果的なメンテナンス方法
それぞれ詳しく見てみましょう。
代表的な失敗事例と対策
塗装工事でよくある失敗の一つが、下地処理を怠ることです。表面の汚れや劣化層をしっかりと除去せずに塗装すると、塗膜の剥離や早期劣化の原因となり仕上がりが悪くなってしまいます。
その他に、気温や湿度など塗装に適さない条件下で作業するのも失敗の原因です。塗料の種類によって適切な施工条件が異なるため、製品の使用説明書をよく読み、推奨される条件下で作業を行わなくてはいけません。また、塗料の希釈率や重ね塗りをする際の間隔を守らないのも、悪い仕上がりになる要因です。
適切な塗り替え時期
塗り替え時期は、建物が建っている場所の気候や塗料の種類によって異なります。劣化を補修する場合は、早期発見・早期対応が補修コストの削減につながるため、毎年定期点検を行って、早い段階で異常を見つけられるようにした方が良いでしょう。
なお、定期点検時に「塗膜のチョーキング（粉化）・剥離、ひび割れ」などを発見したら塗り替えのサインです。とくに建物の防水や防サビなどは、劣化が進む前に対応した方が大掛かりな作業にならずに済むため、早めの対応が大事です。
効果的なメンテナンス方法
塗装面を長持ちさせるためにはメンテナンスが欠かせません。定期的に清掃を行い、蓄積した汚れを取り除くことで塗膜の劣化を遅らせることが可能です。とくに外壁は、年1,2回水洗いすることで、美観を維持しやすくなるでしょう。
また、小さな損傷は早めの補修が大事です。放置すると劣化が進み、大規模な補修が発生するかもしれないからです。プロに任せれば、建物の内部までチェックしてもらえます。無料点検を行ったりキャンペーンを実施したりしている専門業者を選ぶと、費用を抑えることが可能です。
塗料の用途や塗装工事に関する不安や疑問がございましたら福岡の「おうちのかかりつけ医OHANA」にご相談ください！
家の外壁や屋根の塗装は、見た目の美しさだけでなく建物を守る役割も担っています。自身のみで解決するのが難しいと感じた際は、福岡の「おうちのかかりつけ医OHANA」にご相談ください。
当店では経験豊富な専門スタッフが、お客様のご要望や建物の状態に合わせて、塗料の選び方から施工方法まで丁寧にアドバイスいたします。また、塗装に関する勉強会も行っていますので、知識を身に付けた上で塗装を依頼することが可能です。
外壁の剥がれや色あせが気になり始めたら、塗り替えのサインかもしれません。 無料相談も受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
お問い合わせ・お申し込みはこちら！
日本の住宅は他の先進国に比べ住宅の耐久年数が
著しく低いと言われております。
特に、お家の防水に関しては定期的なメンテナンスが必要です。
屋根・外壁の塗り替え工事のご相談はオハナへお任せください！！
『オハナ』とは、ハワイ語で家族・仲間という意味です。
家族のように親身にご対応させて頂きます。
お気軽にお問い合わせください！
