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アステックペイントの外壁塗料「ブルーグレイ」ってどんな色?

著者:庄嶋 善則

アステックペイントの外壁塗料「ブルーグレイ」ってどんな色?

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外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です!

正しい塗装と想いで、建物を永続へと導くOHANAです。

アステックペイントの塗料には、標準色が69色存在しています。その中でも、最近人気が急上昇している「ブルーグレイ」という色についてご紹介したいと思います。

ブルーグレイとはどんな色なのか、なぜ人気があるのかなど、ブルーグレイの概要を知って、今後の外壁塗装の参考にしてみてください。

 

人気急上昇のカラー「ブルーグレイ」

人気急上昇のカラー「ブルーグレイ」

2023年、全国でとても選ばれたカラーが「ブルーグレイ」です。実際、このブルーグレイという色はどんな色なのかをみていきましょう。

 

ブルーグレイってどんな色?

ブルーグレイとは、その名の通り「青味がかっている灰色」です。そして、アステックペイントのブルーグレイは実際、カラーコード「9017」として存在しています。ただし、2023年に流行した人気の「ブルーグレイ」には3種類あることがわかっています。

実は、ブルー系のグレイには他に2種類あるのです。

カラーネーム 色見本 カラーコード
ブルーグレイ 9017
ガルグレー 8109
クールグレイ 9012

ここに挙げた3種類が2023年にとても人気だった「ブルーグレイ」の全容になります。

 

なぜ人気になっている?

見た目の涼やかさもありますが、ブルーグレイは濃色ではないため「蓄熱性」が低く抑えられる傾向にあるのです。つまり、室温を抑えられるということになります。

近年、猛暑になる頻度が高いため、夏場の冷房費が高くなってしまい、コストダウンのためにできる措置としてブルーグレイが選ばれています。また、電気代も高騰していることから、ランニングコストを抑えるという点で外壁塗装に期待を寄せている方が多くいるのです。

他にも遮熱性の高い色はありますが、比較的落ち着いたカラーチョイスをすると、ブルー系に落ち着くようです。そして、単純なブルー系では汚れが目立ちますが、グレイ系を選ぶことで見た目の劣化をわかりづらくする効果も期待できるのです。

 

ブルーグレイを取り入れた外壁のポイント

ブルーグレイを取り入れた外壁のポイント

ブルーグレイの外壁にする際、いくつかのポイントを押さえて使用するのが望ましいです。誰にでもできる、簡単な選び方について解説していきます。

 

ポイント1:仕上がりのイメージの概要を確定しよう

まず、理想とする仕上がりをイメージしましょう。その際、ブルーグレイの家になるという決定事項をブレさせてはいけません。今の建物をブルーグレイに塗り替えた際、周囲にあるものとの調和が取れているかを考えるのです。

建物の前に停められた車、カーポートの色、地面との濃淡の差、庭などとのバランス。これらがしっかりと固まっていれば、ブルーグレイを選んだ際に「失敗」せずに済みます。

 

ポイント2:より具体的な配色を詰めていこう

敷地内全体の概要が固まったのであれば、今度は「建物だけ」をより詳細に詰めていく必要があります。全体をブルーグレイ単色で仕上げても構いませんが、全体的にアクセントカラーが入る方が明るい見た目になるのは間違いありません。

例えば、1階部分と2階部分、回想で色を使い分けるというのはどうでしょう。俗にいう「ツートン」という塗り分けです。他にも、窓枠に白を入れたり、コーナーポイントにガルグレーを使ったり、必ず単色で仕上げなければならないわけではありません。

最終的な建物の仕上がりを考えて、理想の配色を考えてみましょう。

 

ポイント3:アステックペイント以外のブルーグレイと比較してみよう

アステックペイント以外にも、同じ「ブルーグレイ」を採用している塗料はたくさんあります。そして、各社「塗装後の発色や塗面の仕上がり」に差があるものです。色見本は、カラーブックレットではなく、実際に塗装したものを確認するようにしましょう。

よくあるのは、木の板やプラ板に塗られた色見本です。外壁材とは異なるので、実際に建物に塗った場合とは少し違いますが、どんな仕上がりになるかはこれで確認できます。

発色の仕方、艶の出方、塗面の滑らかさ、硬さ。これらを確認するには、実際に塗ったものが乾かないと確認できません。これはしっかり覚えておきましょう。

 

ポイント4:相性の良い「好みの色」を見つけよう

ブルーグレイとの相性の良い色を探しましょう。基本的には、ブルー系はどの色とも合わせやすいです。その中から、自分が好きな組み合わせを見つけることで、施工後に満足できる仕上がりになることでしょう。

気をつけたいのは「同系色を選びすぎない」ということです。ブルー系が好きは人は、どうしても合わせる色もブルー系になりがちです。しかし、同系色を選ぶことで「差が生まれない」という状況になり、陰になっているようにしか感じられないことがあるのです。

思い切った切り替えは良い印象変化になるので、色見本を組み合わせながら最高のマッチングを見つけてみてください。

 

屋根塗装に使うと何かメリットがある?

屋根塗装に使うと何かメリットがある?

ブルーグレイは屋根塗装にもよく使用されます。屋根にブルーグレイを採用することで、どのようなメリットがあるか考えてみましょう。

 

蓄熱性を下げられる

ブルーグレイは、基本的に明るめの色になります。そのため、蓄熱性を下げることかがあるのです。例えば、通常のブラック系スレート屋根を考えてみましょう。この色の屋根は、直射日光によって熱エネルギーを目一杯まで取り入れてしまいます。

すると、室内温度はどんどん上がってしまい、屋根裏はサウナ状態になってしまうのです。当然、屋根裏だけではなく、熱はどんどん下の居室にまで広がります。これでは快適性なんてものは手に入りません。

ブルーグレイを採用することで、遮熱性を高くすることが期待できます。この時、カラーコード「9017」ではなく「9012」を採用することで、より遮熱性を高めることが見込めるようになるわけです。

そのため、外壁塗装・屋根塗装で使用されるブルーグレイにバリエーションができてしまったわけです。

 

退色が目立たない

通常のブルー系や、その他ベースカラーになっているものは、経年劣化による退色が目立ちます。しかし、他の色が混ざった場合、光の反射の仕方に変化が生まれるため、退色がわかりづらくなるのです。

原色に近いほど劣化がわかるようになり、メタリック系の色ほど汚れや劣化が見えなくなると覚えておきましょう。その原理を利用しているのが「グレー系」の混ぜ色です。ブルーグレイは、グレー系が混ざることで色褪せを隠せるということです。

 

ブルーグレイとネイビーの違い

ブルーグレイとネイビーの違い

ブルーグレイとネイビーを混同する方が稀にいらっしゃいますが、ネイビーは「濃紺」や「藍」といったベースカラーに近いものになります。一方、ブルーグレイは、青と灰色が混ざってやや霞んだ色味になるため、両者を間違えることはありません。

ただし、実際に外壁塗装された建物の画像を見ると、ネイビーに見える角度や天気も実際に存在するため、間違われるようです。

ブルーグレイで外壁塗装した場合、晴天時の見え方は「明るめのスカイブルー」のように見えます。地中海の海がブルーグレイだと言われているため、海の青と言った方が合っているかもしれません。

そして、夕方のやや暗くなってきた時間では、ネイビーに見える角度があります。遠間から見ると明るめのブルーだということがわかりますが、周囲の暗さに加え、建物の影がより一層暗く見せる場所では、「黒」ではなく「ブルー系」が残って見えるため、ネイビーに感じるようです。

 

オシャレで機能性の高い「ブルーグレー」の塗装ならOHANAにおまかせください!

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ブルーグレイは、2024年も人気を伸ばす予感がしているおすすめカラーです。外壁塗装の際には、選択肢の一つとしてみても良いでしょう。ただ「他の方と被るのは嫌だ!」という場合は、アクセントカラーにブルーグレイを使ったり、見えない部分をあえてブルーグレイでおしゃれにしてみるのも楽しみの一つになるでしょう。

今後の外壁塗装の際には、ブルーグレイを取り入れた涼しげな印象もおすすめです。

ブルーグレイでの外壁塗装ならばぜひ株式会社OHANAへおまかせください!ほかのお色でのご相談も受け付けております。遠慮なくご相談ください!

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