オハナの職人『ちょっと一言』
木原 和洋『防水性の低下』
福岡市南区・城南区・早良区・西区・糸島市・那珂川町・春日市・ 太宰府市 大野城市・筑紫野市を中心に屋根塗装、外壁塗装、住宅リフォーム工事を おこなっております㈱オハナの木原です。
本日は防水性の低下についてお話します。
≪防水性低下が引き起こすもの≫
このように防水性が無くなると、主成分であるセメントに
雨水が染み込んでいき、屋根の劣化を進めていきます。
雨水が染み込むことが常態化すると、藻やカビが
生育しやすい環境となるだけでなく、雨漏りの原因となります。
さらに、夏場の暑い日や冬場の零下においては吸収した水が膨張し、
屋根材の反りや割れを誘発してさらなる劣化を進めてしまいます。
特に北側の屋根では日光が当たらず湿気が残りやすい為、
藻やコケが生えやすい状況となります。
これらが生えてきたということは表面の防水性が
低下している証拠です。
但し防水機能がなくなったと言っても、
すぐに雨漏りするというわけではありません。
なぜなら、屋根の下には2次的な防水機能を果たす
ルーフィングシートという防水シートが全面にしかれているからです。
しかし、この雨水が浸入している状態が4~5年も続いてしまうと
シートを超えて天井のシミとなって現れてきます。そうなると、
屋根は葺き替えなければならない状態となり、費用的にも3倍ほどの
負担が出てきてしまいます。そうなる前に適切なメンテナンスを
されることをおすすめいたします。