職人ブログ / 日常

雨漏れが不安な方へ  雨漏れの定義

みなさまこんにちは。

 今月もたくさんの工事、診断依頼、勉強会などの参加者の方々・・・。

多くのご縁をいただき誠にありがとうございます。

毎年恒例のこの時期、雨漏れについて書きたいと思います。

ネットで【雨漏り】を検索すると

『雨が建物の内部へ意図しない場所から侵入すること』

と書いてあります。辞書も同じような内容です。

 中に住んでいる人が気が付いて初めて【雨漏れ】になりやすいですが、

私たち㈱オハナ ・ プロタイムズ福岡南は年間250物件ほどの建物を診断し続けて10年。

たくさんのことがわかってきました。

 雨漏れには表面的なものと完全に漏れているもの。

 雨漏れには、一定条件のものと慢性的なもの。

 雨漏れには問題のない雨漏れと、早急に改善対策しないといけない雨漏れがあること。

 雨漏れには建築士やビルダー・ハウスメーカーや職人さんなどの人間でも
   原因が特定できないものがたくさんあること。

 などなど・・・

 新築工事や塗装工事や外装工事をたくさん行っている建設系会社の多くは

家のことを考えているというより、自分たちのことばかりを考えていること・・・

がわかってきます。大手ハウスメーカーも、あまりの雨漏れの多さに、

バルコニーを屋根の内側に設置したり、軒ゼロ住宅をやめていく傾向にありますね。

 人類は雨仕舞や水の災害に相当な工夫を繰り返してきました。

昭和初期までの建物の多くは、通気性で守られていました。

昨今の建物の多くは防水性で守られています。

 そのことを理解したうえで、おうちの購入や建物の改修工事を行わないと

意味のない工事をしてしまう可能性が上がってしまうので注意してください。

IMG_6733←小屋裏(屋根裏)からの診断で室内側には漏れていませんが、瓦自体は裏までお水が回っています。このスレート瓦だけでみると、わたくしの主観的な意見では雨漏れといえます。

IMG_6903←外壁の窯業系サイディング板の多くは釘打ちが主流でしたが、ここ3年ほどで内掛け式の釘を使わない製品が主流になってきました。それでも完全ではありません。内掛け式の金具が設置できない部分は釘をこのように使用しています。
 上の写真は内掛け式の窯業系サイディング板ですが、部分的に釘を使用しています。

 私から言わせると、雨がかかっている場所なので板そのものは雨漏れ、です。

 

ではスレート瓦の、塗り替えを施工したが故に雨漏れが始まる根拠の写真です。

IMG_5287←よく見てください。スレート瓦を1枚剥ぎ取ると、瓦を止めている釘周りにも雨水がいつもたまっていることがわかってきます。知識がなく塗りたくってしまうと雨漏れが始まります。

 福岡市を中心に近郊の方。雨漏れや建物の工事に関することなら
㈱オハナ ・ プロタイムズ福岡南へお気軽にご相談ください。

オハナ塗装で検索するとすぐに出てきます。

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IMG_0862

 

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日本の住宅は他の先進国に比べ住宅の耐久年数が
著しく低いと言われております。
特に、お家の防水に関しては定期的なメンテナンスが必要です。
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