お役立ちコラム

積水ハウスのベルバーン外壁は本当に塗装不要?ベルバーンのメリット・デメリットと最適なメンテ

著者:庄嶋 善則

積水ハウスのベルバーン外壁は本当に塗装不要?ベルバーンのメリット・デメリットと最適なメンテ

福岡市で外壁塗装工事&屋根塗装&リフォーム工事なら

福岡市城南区の住宅塗装専門店の株式会社OHANA(オハナ)へ!


外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です。

積水ハウスの木造住宅「シャーウッド」の代名詞ともいえるのが、陶版外壁「ベルバーン」です。焼き物ならではの豊かな質感と圧倒的な耐久性に惹かれて選んだオーナー様も多いでしょう。ただ、カタログや営業担当者の「塗装不要」という言葉をそのまま受け取って、何もしなくていいと思い込んでしまうのは少し危険です。

たしかにベルバーン自体は非常に丈夫な素材ですが、住まい全体の美観と防水性能を維持するためには、適切な時期にプロによる点検とメンテナンスが欠かせません。今回のお役立ちコラムでは、ベルバーンの真のメリットとデメリットを整理し、長く住み続けるために必要な「塗装以外のメンテナンス」について、プロの視点からくわしくお話ししていきます。

▼合わせて読みたい▼
大手の積水ハウスでも外壁の劣化は進む!塗装した方が良いタイミングをお話しします!

問合せはコチラ

ベルバーンが「塗装不要」といわれる理由

ベルバーンが「塗装不要」といわれる理由

ベルバーンが他の外壁材と決定的に違うのは、その製造工程にあります。粘土などを高温で焼き固めた陶器で作られており、表面には「釉薬(ゆうやく)」が焼き付けられています。この釉薬層は、お茶碗やタイルなどの陶磁器と同じく、紫外線による色あせや化学変化をほとんど起こしません。

一般的なサイディング外壁のように、表面の塗膜が劣化して防水性が落ちるという概念がないため、素材そのものについては塗り替えの必要がない、つまり「塗装不要」といわれるのです。30年、50年と経ってもその色艶が失われにくいのは、陶磁器外壁ならではの大きなメリットといえます。

知っておきたいベルバーンのデメリットとリスク

無敵に見えるベルバーンですが、焼き物であるがゆえの弱点や、メンテナンス時に注意すべき点も存在します。これらを知っておくことが、将来の後悔を防ぐ鍵となります。

1.衝撃による割れや欠けのリスク

陶器ですので、非常に硬い反面、強い衝撃には脆い側面があります。たとえば、台風による飛来物が強く当たったり、車の出し入れで角をぶつけたりすると、ひびが入ったり欠けたりすることがあります。部分的な補修や交換は可能ですが、他の素材に比べて一枚あたりのコストが高いため、うっかり傷つけてしまった際の経済的な負担は小さくありません。

2.シーリング材の劣化を避けられない

ここが最も重要なポイントです。ベルバーン自体の耐久性は高くても、壁の継ぎ目を埋めている「シーリング」は太陽光や雨風によって必ず劣化するのです。ベルバーンの家には、継ぎ目の隙間を埋めるためのシーリング材が多用されています。これが痩せて隙間ができれば、そこから雨水が浸入し、建物の構造体や断熱材を傷める原因になります。「壁が塗装不要だから」と放置していると、家全体の寿命を縮めてしまうことになりかねません。

3.汚れの蓄積と清掃の難しさ

セルフクリーニング機能により、雨で汚れが落ちやすい性質を持っています。ただ、立地条件によってはサッシの下などに黒ずみが残ったり、日当たりの悪い北面にコケが発生したりすることもあります。表面には焼き物特有の細かな凹凸があるため、一度汚れが深く入り込むと、家庭用の高圧洗浄機などでは落としにくくなることがあるのです。無理に擦ると表面を傷める可能性もあるため、専門的な洗浄が必要になるケースも珍しくありません。

▼合わせて読みたい▼
福岡市の外壁塗装はOHANAまで|劣化症状に合わせた補修が重要「外壁の劣化を区別する」

最適なメンテナンスの周期と具体的な内容

最適なメンテナンスの周期と具体的な内容

ベルバーンの性能を過信せず、住まいを健やかに保つための具体的なメンテナンス計画を立てましょう。塗装が不要だからこそ、他の部分に目を向ける必要があります。

15年前後のシーリング打ち替え

ベルバーンの家で最も優先すべきは、シーリングの点検と補修です。積水ハウスでは高耐久なシーリング材が使われていますが、それでも環境によっては15年前後を目安にプロによる打ち替えの検討をおこなうのが理想的です。とくに窓まわりのシーリングは、雨漏りリスクに直結する重要な部位になります。古いものを撤去して新しく充填する「打ち替え」をおこなうことが重要です。

付帯部の塗装メンテナンス

外壁が綺麗でも、雨樋や軒天、シャッターボックスといった「付帯部」は一般的な塗装仕上げであることがほとんどです。これらは10年から15年ほどで色あせや塗膜の劣化が始まります。外壁が美しい分、付帯部の古さが目立ってしまうため、足場を組むシーリング工事と合わせて、付帯部の塗り替えをおこなうのが生涯コストを抑える賢い選択です。

問合せはコチラ

生涯コストで考えるメンテナンスの価値

生涯コストで考えるメンテナンスの価値

ベルバーンは初期費用こそ高額ですが、正しくメンテナンスをおこなえば、将来的なコストパフォーマンスは非常に高い外壁材です。たとえば、一般的なサイディングの場合、10年ごとに外壁塗装が必要となり、そのたびに足場代と塗装代で100万円単位の出費が重なります。

これに対してベルバーンは、外壁自体の塗装費用をほぼゼロに抑えられるため、浮いた予算をシーリングや付帯部、さらには内装のリフォームに回すことが可能になります。ただし、この恩恵を享受するためには「足場を有効活用する」という視点が欠かせません。一度足場を組んだ際に、屋根の点検や付帯部の塗装、雨樋の掃除などをまとめておこなうことで、工事回数を減らし、維持費を最小限に抑えることができるのです。

ベルバーンに必要な「専門診断」の見極め方

ベルバーンはその独特な構造から、一般的な外壁塗装よりも専門的な知識が求められます。依頼先を選ぶ際は、この特殊な外壁材に対して適切な処置を判断できるかを確認してください。

たとえば、陶磁器の性質を理解していない業者が、誤って表面に不要な塗装を提案してしまうケースもゼロではありません。ベルバーンには、専用のシーリング材の選定や陶磁器の質感に合わせた適切な洗浄作業が必要です。

安易に強力な薬剤を使用すると、目地を傷めたり、かえって汚れを定着させたりするリスクもあります。今の壁の状態が「ただ汚れているだけ」なのか、あるいは「内部に水が回る危険があるのか」を、物理的なリスクに基づいて誠実に説明できるプロに診断を依頼してください。

▼合わせて読みたい▼
福岡市南区・城南区の花粉問題は外壁塗装で解決できる!おすすめの塗料・適切な施工タイミングなどもお話しします!

FAQ|ベルバーンのメンテナンスについてよくある質問

FAQ|ベルバーンのメンテナンスについてよくある質問

ベルバーンは一般的な外壁材とは一線を画す存在ですが、その特殊さゆえにオーナー様から多くの疑問が寄せられます。ここでは、維持管理において特に重要なポイントを詳しく解説します。

Q.ベルバーンに塗装をするとどうなりますか?

A.ベルバーンに塗装を行う必要は全くありません。

表面に焼き付けられた釉薬(ゆうやく)層は非常に滑らかで密度が高いため、一般的な塗料では密着せず数年で剥がれ落ちるリスクが高いからです。さらに、塗装によって陶器特有の深みのある質感や光沢が損なわれてしまいます。もし「表面保護のために塗装が必要」と提案してくる業者がいた場合、ベルバーンの素材特性を正しく理解していない可能性が高いため注意が必要です。

Q.震災などでひび割れが入った場合、部分補修は可能ですか?

A.損傷の程度に応じた部分的な補修や交換が可能です。

飛来物などによる軽微な欠けであれば、専用の補修材(タッチアップ材)を用いて目立たなくすることができます。一方で、構造に響くような大きな割れが生じた場合は、そのパネルを1枚単位で差し替える交換工事をおこないます。ベルバーンは数十年経っても色あせがほとんどないため、新しいパネルに交換しても周囲と色が馴染みやすく、美観を損ないにくいのが強みです。

Q.シーリング(目地)のメンテナンスでも足場は必要ですか?

A.2階建て以上の建物であれば、足場の設置は必須となります。

シーリングの打ち替えは、古い材料の撤去から新しい防水材の精密な充填までを伴うため、高所での安全確保と施工品質を担保する安定した作業床が欠かせません。足場代には1回あたり20万円から30万円ほどかかるため、屋根の点検や雨樋・付帯部の塗装などをまとめておこなうのが最も経済的な修繕計画です。

Q.北側の面にコケが生えてしまった場合、どう掃除すればいいですか?

A.柔らかいスポンジやブラシを使用し、水洗いで優しく落とすのが基本です。

家庭用の高圧洗浄機を使用する際は、水圧を上げすぎず、目地のシーリングを直接狙わないよう注意してください。また、研磨剤入りの洗剤や硬いワイヤーブラシは、表面の釉薬層を傷つける原因となるため使用は控えるべきです。

Q.ベルバーンの耐用年数はどれくらいですか?

A.陶版自体の耐用年数は30年から60年以上と半永久的ですが、目地などの防水機能には寿命があります。

従来のシーリング材が使用されている物件の場合は15年から20年周期での打ち替えメンテナンスが必要であり、近年の「高耐久シーリング」が採用されている物件であっても30年を目安とした点検と防水処理が不可欠です。「壁が丈夫だから一生何もしなくていい」というわけではなく、建物を雨水から守るための適切な診断を受けることが、家全体の寿命を延ばす鍵となります。

問合せはコチラ

ベルバーンの真価を引き出す「おうちのかかりつけ医OHANA」のトータルメンテナンス

ベルバーンの真価を引き出す「おうちのかかりつけ医OHANA」のトータルメンテナンス

ベルバーンは、将来的な外壁塗装のコストを大幅に抑えられる極めて優秀な外壁材です。しかし、その圧倒的な耐久性に甘んじて点検を怠ると、目地の劣化や付帯部の腐食といった思わぬ死角から建物の寿命を縮めてしまうことになりかねません。「塗装が不要」であることと「メンテナンスが不要」であることは、全く別の問題なのです。

私たちおうちのかかりつけ医OHANAは、ベルバーンという特殊な素材の特性を深く理解し、家全体をひとつのシステムとして捉えた診断を行っています。ベルバーン自体のメンテナンスは洗浄や部分補修で十分ですが、建物を雨水から守るシーリングや、色あせが進行する雨樋・軒天といった付帯部には、プロの目による適時適切な処置が欠かせません。

大切なわが家のコンディションを正しく把握し、適切なケアを施すことで、ベルバーンならではの気品ある佇まいは次世代へと受け継がれます。住まいの健康状態に少しでも不安を感じたら、まずは「おうちのかかりつけ医OHANA」へご相談ください。

  • お問い合わせフォームからのご相談:24時間いつでも受け付けております。詳細な写真などを添えての診断依頼も可能です。
  • メール・お電話での直接対話:経験豊富な専門スタッフが、オーナー様の疑問や不安に丁寧にお答えいたします。
  • ショールームへのご来店:実際の素材サンプルや過去のメンテナンス事例を直接ご覧いただきながら、具体的な対策を検討いただけます。

理想の住まいをいつまでも健やかに保つために、私たちと一緒に最適なメンテナンスの歩みを進めてみませんか。皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。

問合せはコチラ

お問い合わせ・お申し込みはこちら!

日本の住宅は他の先進国に比べ住宅の耐久年数が
著しく低いと言われております。
特に、お家の防水に関しては定期的なメンテナンスが必要です。
屋根・外壁の塗り替え工事のご相談はオハナへお任せください!!

『オハナ』とは、ハワイ語で家族・仲間という意味です。
家族のように親身にご対応させて頂きます。
お気軽にお問い合わせください!

    お問合せ内容
    必須



    ※フルネームでご記入ください。例:御花 太郎


    ※フルネームでご記入ください。例:オハナ タロウ


    ※半角数字7桁ハイフンなし例:8112207



    例:073-413-6523


    ※ご返信希望のメールアドレスをご記入ください。

    ご連絡方法
    必須



    ※ご相談内容を具体的にご記入ください。

    確認画面は表示されません。上記内容にて送信しますので、よろしければ送信ボタンを押してください。