お役立ちコラム

福岡の屋根カバー費用と見積り内訳|相場・含まれる工事項目を完全公開

著者:庄嶋 善則

福岡の屋根カバー費用と見積り内訳|相場・含まれる工事項目を完全公開

福岡市で外壁塗装工事&屋根塗装&リフォーム工事なら

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外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です!

福岡で屋根カバーによる修理を検討中の皆さま。相場や内訳について気になることはありませんか?せっかく修理するなら、費用面でも納得して、安心して工事を任せたいと思うのは当然のことと思います。

今回のお役立ちコラムでは、屋根カバー工法の具体的な費用相場を解説します。さらに費用の主要な内訳をひとつひとつ分解して紹介しますので、参考にしていただければ幸いです。

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福岡市における屋根カバー費用相場

福岡市における屋根カバー工法(重ね葺き)の費用相場は、一般的な戸建て住宅の場合、おおよそ60万円から250万円が目安となります。

価格帯に幅があるのは、主に使用する屋根材のグレードと屋根の面積・形状によって費用が大きく変動するためです。

福岡市においては強風や塩害対策が重要であるため、耐久性の高いSGL鋼板や、石粒で表面をコーティングした自然石粒付き金属屋根材などが選ばれる傾向にあり、他エリアと比べると費用は高くなる傾向にあります。

屋根カバー費用の見積り内訳

屋根カバー費用の見積り内訳

福岡市における屋根カバー工法(重ね葺き)の費用の見積り内訳は、いくつかの主要な項目で構成されています。葺き替えと異なり、既存の屋根材撤去・処分費が抑えられるでしょう。

仮設工事費 (足場代)|15万円~25万円程度

屋根の上での安全な作業と、塗料や破片の飛散防止のために必ず必要になる費用です。これは屋根カバー工法や葺き替えだけでなく、外壁塗装を行う場合にも発生します。

足場代は一般的に15万円から25万円程度が相場ですが、建物の形状や高さによっても変動するため参考程度にお考えください。

屋根材工事費(新規屋根材・防水紙)

・屋根材:7,000円~14,000円/㎡(材料費+施工費)

・防水紙:1,000円~1,500円/㎡(材料費+施工費)

実際に屋根を覆う新しい屋根材(主にSGL鋼板やガルバリウム鋼板などの金属屋根)の費用です。防水紙代は既存の屋根材の上に敷く新しい防水シートの費用です。このルーフィングが二次防水の要となります。

福岡市でオススメの屋根材は軽量な金属屋根材

福岡市における屋根材の主流は、従来のガルバリウム鋼板をさらに進化させたSGL(スーパーガルバリウム)鋼板を使用した製品です。SGL鋼板は、アルミニウムと亜鉛のめっき層にマグネシウムを添加することで、ガルバリウム鋼板の約3倍の耐食性を実現した次世代の金属屋根材といえます。

福岡市の海岸沿いのエリアでは、潮風による錆の進行が深刻です。SGL鋼板はこの塩害に非常に強く、多くのメーカーが海岸から500m以上離れた地域であれば、長期の穴あき保証(25年など)を適用しています。

また、SGL鋼板は瓦などに比べて圧倒的に軽量です。カバー工法で屋根を二重にしても建物への負担が少なく、屋根の軽量化は建物の耐震性向上に直結します。またSGL鋼板を使用した製品の多くは、メーカー独自の耐風設計がされており、台風の多い福岡の強風にも安心して対応できるでしょう。

遮熱・断熱効果

福岡の夏の暑さ対策として、SGL鋼板製品の多くは断熱材が一体成形されています。遮熱性塗装と一体の断熱材のW効果で、太陽の熱を反射・遮断するため、屋根裏の温度上昇を抑え、冷暖房効率の向上にも役立つでしょう。

役物(やくもの)工事費|15万円~30万円程度

屋根の隅々を仕上げ、防水性を確保するために必要な部材の費用です。「役物」とは、屋根材本体ではなく、屋根の端部や接合部に使われる特殊な金属部材を指します。

廃材処分費|数万円程度

屋根カバー工法では、既存の屋根材は残すため、葺き替えと比べて費用は大幅に抑えられます。しかし、棟板金などの古い役物や、作業中に出たわずかな端材、足場に付随する廃棄物の処分費は発生するでしょう。

諸経費・管理費|総額の5%~10%程度

諸経費・管理費に含まれるのは運搬費・現場管理費・安全対策費・保険料など、工事を円滑に進めるための間接的な費用です。業者の規模や体制によって割合は異なりますが、見積り総額の一定割合(5%~10%程度)で計上されることが多いでしょう。

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屋根カバー工法の見積りで確認すべき重要なポイント

屋根カバー工法の見積りで確認すべき重要なポイント

屋根カバー工法の見積りにおいて、依頼者様がチェックすべき重要なポイントは以下の通りです。

①材料のグレードと数量

見積りを受け取ったら、まず、使用される材料のグレードと数量が具体的かどうかを確認してください。単に「屋根材一式」と書かれているのではなく、製品名とメーカー名が明記されているかも重要です。屋根の防水性を担うルーフィング(防水紙)についても、高耐久な製品名が記載されているかを確認しましょう。このルーフィングの品質が悪いと、数年で雨漏りの原因になります。

②施工内容

既存の屋根材の上に新しい屋根を重ねるカバー工法でも、屋根の頂点にある棟板金(むねばんきん)は新しいものに交換する費用が含まれているかを確認してください。古い棟板金を残すと、そこから劣化が始まり、新しい屋根材の寿命を縮めてしまう可能性があります。また、見積りの施工面積(数量)が、業者が実際に測定した正確な数値に基づいているかどうかも重要です。

③費用面

費用面では、必ず発生する足場代(仮設費用)の金額が適正か確認が必要です。この費用は業者によって差が出やすいため、他の見積りと比較しましょう。さらに、「諸経費」や「管理費」といった「一式」で計上されている費用が、総額に対して高すぎないか(一般的に5%~10%以下が目安)もチェックし、内容が不明瞭であれば何に使う費用か説明を求めましょう。

④保証内容

工事完了後に、業者から施工保証書が発行されるか、そして使用する屋根材メーカーから長期の材料保証が適用されるかも重要です。見積りと契約書で明確に確認することが、将来の安心につながります。

【福岡市】屋根カバーの見積りに関して、よくある質問と答え|Q&A

【福岡市】屋根カバーの見積りに関して、よくある質問と答え|Q&A

福岡市において、屋根カバーに関して、お客様がよく疑問に感じる点についてQ&A形式で解説します。

Q1.相見積り時に大きな差がある場合、極端に安い業者を選んでも大丈夫ですか?

A.安すぎる見積りには注意が必要です。

屋根カバー工法は、使用する屋根材と防水紙(ルーフィング)のグレード、そして職人の技術で耐久性が決まります。極端に安い業者は、耐久性の低い材料を使ったり、防水上重要な工程(例:棟板金の下地処理)を省略したりする「手抜き工事」のリスクがあるでしょう。

Q2.見積り書に、既存の屋根材について「アスベスト含有」と書かれていました。カバー工法で本当に大丈夫ですか?

A.カバー工法は、アスベスト含有屋根に対して“安全で現実的なリフォーム方法”として広く採用されています。

既存の屋根材を撤去せず、その上から新しい屋根材を重ねるため、アスベストを飛散させることなく安全に封じ込める(封じ込め工法)ことができます。

この方法は、厚生労働省が定める「石綿障害予防規則」においても、適切な管理下で行えば飛散リスクを抑えられる施工方法として認められています。

また、葺き替えのように既存屋根を撤去しないため、高額なアスベスト撤去・処分費用が不要となり、費用面でも大きなメリットがあります。実際、スレート屋根(コロニアル・カラーベスト等)でアスベストを含む年代の住宅では、カバー工法が最も現実的な改修方法として多くの専門業者が推奨しています。

ただし、既存の屋根下地(野地板)の腐食や劣化が進んでいる場合は、下地補修や葺き替えを検討する必要があります。現地調査で屋根内部の状態をしっかり確認してもらうことが、安心・安全な施工につながります。

Q3.見積りの内容が専門的すぎてよく分かりません。何を基準に業者を選べば失敗しませんか?

A.重要なのは「信頼できる業者」を選ぶことです。

価格や材料の性能も重要ですが、最終的には「この業者に任せられるか」という信頼感を基準に選ぶことが、高品質な工事と安心につながります。

地元福岡での実績と評判

福岡の気候特性(塩害・強風)を熟知し、適切な材料と工法を提案できるかを確認しましょう。

説明の丁寧さ

分かりやすく丁寧にメリット・デメリットを説明してくれるかや、質問に対して曖昧な回答をせず、根拠を示せるかを確認しましょう。

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福岡で屋根カバーを検討するなら、費用も施工も“納得”のOHANAへご相談を

福岡で屋根カバーを検討するなら、費用も施工も“納得”のOHANAへご相談を

屋根カバー工法は、塗装よりも長持ちし、葺き替えよりも費用を抑えられるバランスの良いリフォーム方法です。

ただし、福岡のように台風・豪雨・塩害の影響を受けやすい地域では、「どんな屋根材を選ぶか」「見積りに何が含まれているか」が耐久性とコストを左右します。

今回のコラムで紹介したように、SGL鋼板などの高耐久金属屋根は塩害にも強く、長期保証も受けられるため、福岡の気候には非常に適しています。また、見積りの内訳にある足場代・防水紙・役物などの項目を理解することで、工事内容に対する納得感が大きく変わります。

おうちのかかりつけ医OHANAでは、福岡市および近郊エリアの屋根事情を熟知した専門スタッフが、現地調査から見積り説明、材料選定まで丁寧にサポートいたします。単に「安い」ではなく、「適正価格で長持ちする屋根」を実現するための最適なプランをご提案します。

屋根カバーの費用や見積りでお悩みの方は、ぜひ一度OHANAへご相談ください。お問い合わせフォーム、メール、お電話でのご相談はもちろん、ショールームでも実物の屋根材を見ながら詳しいご説明が可能です。

地域密着のOHANAが、福岡の住まいに最適な屋根リフォームを全力でサポートいたします。

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日本の住宅は他の先進国に比べ住宅の耐久年数が
著しく低いと言われております。
特に、お家の防水に関しては定期的なメンテナンスが必要です。
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