お役立ちコラム

法人施設の内装に室内ペンキは使える?デザイン・耐久性・費用を徹底解説

著者:庄嶋 善則

法人施設の内装に室内ペンキは使える?デザイン・耐久性・費用を徹底解説

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外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です。

法人施設の内装をリフォームする手っ取り早い方法は、室内ペンキ(塗料)で塗装するか、壁紙を貼るかの2通りが主な手段です。

室内ペンキは長い目で見ればお得な場合も多く、多少汚れても部分的に再塗装すればよいため、メンテナンス性に優れています。

今回のお役立ちコラムでは、室内ペンキの特徴や塗料の種類、壁紙との比較や業者の選び方について詳しく解説しますので、参考にしてみてください。

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法人施設の内装に室内ペンキは使えるか

法人施設の内装に室内ペンキは使えるか

法人施設の内装に室内ペンキを使うことは可能です。むしろデザイン性・機能性・メンテナンス性などの多くのメリットから、さまざまな法人施設で積極的に採用されています。

メリット①デザイン性が高い

室内ペンキは、壁紙では表現できない微妙な色合いや、マットで落ち着いた質感、重厚な雰囲気などを演出できます。コーポレートカラーやブランドイメージに合わせたオリジナルの色を調色することも容易です。

一部の壁だけをアクセントカラーで塗装したり、ロゴやグラフィックを直接描いたりすることで、個性的で記憶に残る空間を創出できます。

メリット②メンテナンス性が高い

壁紙の場合、一部が汚れたり傷付いたりすると、全体を貼り直さなければならないことが難点です。しかし室内ペンキを使った塗装あれば、汚れた部分だけを上塗りするだけで簡単に補修できます。同じ塗料を使えば、色の違いもほとんど目立ちません。

メリット③ランニングコストの面で優れている

初期費用は壁紙と比べてやや高くなることもありますが、長期的な視点で見ると、塗り替えや補修が容易なため、メンテナンス費用を抑えられる場合があります。

室内ペンキとは?|特徴・機能について

室内ペンキとは、室内の壁や天井、家具などに塗装するために開発された塗料のことです。塗料は大きく分けると水性塗料と油性塗料の2種類ありますが、室内で採用率が高いのは水性塗料となっています。

水性塗料が採用される理由は、水を主成分としているため、溶剤独特の刺激臭がほとんどなく、施設が稼働中でも安心して使用できる点があげられます。また、有害な化学物質(VOC:揮発性有機化合物)の含有量が少ない点も大きなポイントです。

豊富なカラーバリエーション

室内ペンキは、非常に多くの色が用意されており、混ぜ合わせることでさまざまな色を作り出せます。壁紙では表現できない、微妙なニュアンスやこだわりの色を追求できる点も大きな魅力です。

多様な機能性

湿度を調節し、カビの発生を抑える効果や、タバコ臭、ペット臭などの生活臭を消臭する機能を持つ塗料もあります。多くの人が利用するオフィスや店舗などの法人施設の衛生環境を保つ上で非常に有効です。

病院やクリニック、介護施設などでは、ウイルスや細菌の増殖を抑制する機能のある塗料が注目されています。これにより、利用者の安全性を高められるでしょう。多くの人が出入りする場所では、壁も汚れやすいですが、耐久性の高い塗料を使用すれば、頻繁な塗り替えの手間を減らすこともできます。

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室内ペンキ(塗料)の種類による耐久性の違い

室内ペンキは、主成分となる樹脂の種類によって耐久性が異なります。

アクリル系塗料:耐用年数5~8年程度

もっとも安価で、色数も豊富です。頻繁に色を変えたい場合や、DIYで手軽に楽しみたい場合に適しています。ただし、他の塗料に比べて耐久性は劣ります。

ウレタン系塗料: 耐用年数8~10年程度

アクリル系より耐久性があり、価格と性能のバランスが取れています。塗膜が柔らかく、ひび割れに強いという特徴があるため、立地や環境などによりひび割れが発生しやすい場合にオススメです。

シリコン系塗料:耐用年数10~15年程度

防汚性に優れており、耐久性が高いのも特徴です。費用と耐用年数のバランスがよく、もっとも主流な塗料の1つです。塗料選びで悩んだらシリコン塗料を軸に考えてみるとよいでしょう。

フッ素系塗料:耐用年数15~20年程度

もっとも耐久性が高いとされている塗料の1つです。また防汚性にとても優れており、些細な汚れは水拭きなどですぐに落とせます。塗料代は若干高価ですが、塗り替えの頻度を減らせるため、長期的に見ればコストパフォーマンスに優れるでしょう。

法人施設における壁紙と室内ペンキ(塗装)の比較

法人施設における壁紙と室内ペンキ(塗装)の比較

壁紙と内装塗装は、どちらも室内の壁や天井を仕上げるための代表的な方法です。それぞれのなメリットとデメリットを比較しましたので、参考にしてみてください。

デザインと質感

壁紙は非常に豊富な色柄や模様が魅力であり、織物調や石目調、木目調といった多様な素材感を表現できるため、選択肢が非常に広いのが特徴です。

一方、内装塗装は、継ぎ目のない滑らかで均一な仕上がりになります。壁紙のような柄はありませんが、重厚で温かみのある独特の質感があり、色の自由度も圧倒的に高いため、企業のブランディングカラーやこだわりのオリジナルカラーを表現するのにも適しているでしょう。

施工と費用

壁紙は、職人の施工が一般的で、工事期間は比較的短いのが特徴です。壁紙を剥がして貼るため、多少の騒音や粉塵が発生します。材料費は比較的安価な傾向にあります。

内装塗装は廃材がほとんど出ないため、環境にも優しい方法と言えるでしょう。下地処理に手間がかかるため、工事費用はやや高くなる傾向がありますが、長期的なメンテナンス性を考慮するとコストパフォーマンスに優れる場合があります。

耐久性とメンテナンス

壁紙は製品にもよりますが、部分的に破れたり汚れたりすると、そこだけを補修することが難しく、全体を貼り直す必要があるでしょう。同じ品番が廃盤になっていた場合、壁全体を張り替えることになり、予想外の費用がかかることもあります。

内装塗装は、部分的な補修が非常に簡単です。汚れたり傷が付いたりしても、同じ塗料で上から塗り重ねるだけで、ほとんど目立たずに直せます。耐久性の高い塗料を選べば、10年以上も美しさを保つことが可能です。

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法人施設で内装塗装の依頼先を選ぶ5つのコツ

法人施設で内装塗装の依頼先を選ぶ5つのコツ

法人施設の内装塗装は、オフィスの快適性や店舗の集客力、工場の衛生管理や生産効率に直結する重要な投資です。しかし、依頼先の業者を誤って選んでしまうと、想定以上の費用がかかったり、施工後すぐに不具合が発生したりするリスクがあります。

特に法人施設では、工期の制約・安全基準・使用する塗料の機能性など、一般住宅以上に考慮すべき条件が多いため、業者選びの判断基準を明確にすることが欠かせません。以下では、法人が内装塗装を依頼する際に押さえておくべき5つのポイントを詳しく解説します。

実績と専門性の確認

法人施設の塗装には、オフィス、店舗、工場、医療機関、教育施設など、それぞれに特有の要件があります。たとえば工場では衛生管理や耐薬品性が求められ、オフィスではデザイン性と低臭性が重視されます。

病院や食品工場などでは、抗菌・防カビ・低VOCなどの機能性が不可欠です。依頼先の業者に、こうした特殊要件を満たした施工実績があるかを必ず確認しましょう。ウェブサイトの施工事例写真や導入実績、さらにはISOや建築塗装関連の資格保持も信頼性を測る指標になります。

塗料と工法に関する知識

法人施設では、施設利用者の健康、安全、快適性を守るため、塗料や工法選びが極めて重要です。たとえば、シックハウス症候群を防ぐための「F☆☆☆☆」規格塗料や、頻繁な清掃が必要なエリアには高耐汚染性塗料、医療施設には抗菌・抗ウイルス塗料など、目的に応じた選定が欠かせません。

また、既存の壁紙の上に塗装するケースもあれば、壁紙を剥がして下地から仕上げ直す方が適しているケースもあります。適切な判断には施工知識が不可欠であり、依頼先の業者が選択肢を比較提示できるかが大きな分かれ道になります。

見積もりの内容と透明性

法人案件では、複数部署や稟議承認を通すため、見積もりの明確性と客観性が求められます。塗料代・下地処理・養生・人件費・廃材処理費といった内訳が細かく明示されているかを確認しましょう。

また、夜間施工・短工期対応・特注塗料など追加費用が発生するケースについても、事前に説明があるかどうかが重要です。後からの不明瞭な請求はトラブルの元になるため、「見積段階で透明性があるかどうか」が業者選びの最初のふるいとなります。

アフターフォローと保証

法人施設は長期的に多くの人が利用するため、施工後の不具合やトラブルに即時対応できる体制が業者に備わっているかが大切です。たとえば塗膜の剥がれや色ムラ、ひび割れなどに対する保証期間や保証範囲が契約書で明確になっているかを必ず確認しましょう。

また、保証対応だけでなく、定期点検や補修提案といった「予防的なフォローアップ」を行うかどうかも業者の信頼性を見極める基準になります。法人では長期的な視点での運用を前提とするため、単なる施工業者ではなく「維持管理のパートナー」として対応してくれるかどうかを重視すべきです。

担当者との相性

法人案件は工期調整や安全管理、予算説明など関係部署との調整事項が多く、担当者の対応力が成否を分けるケースも少なくありません。専門用語をかみ砕いて説明してくれるか、要望を正確に理解して柔軟に対応してくれるか、質問に迅速で誠実な回答をしてくれるかは必ず見極めたい点です。

とりわけ法人施設では「現場での調整力」が成果を大きく左右するため、初回相談や見積もり時に担当者の姿勢やコミュニケーション能力をしっかり確認しておきましょう。

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【株式会社オハナ】室内ペンキで“ブランド一体の内装”を実現――設計~施工~保守まで一括相談を

【株式会社オハナ】室内ペンキで“ブランド一体の内装”を実現――設計~施工~保守まで一括相談を

室内ペンキは、法人施設の内装を「デザイン性×耐久性×運用コスト」で最適化する有力な選択肢です。壁紙では再現しにくいマット質感や繊細なトーン、コーポレートカラーの厳密な再現、部分補修のしやすさにより、長期の総保有コスト(TCO)を抑えやすいのが強みです。

用途に応じて、低臭・低VOCの水性塗料、耐汚染・防カビ・抗菌・消臭・耐薬品などの機能性塗料、シリコン/フッ素系による高耐久仕様まで選択できます。施工では下地処理と塗布量の遵守が仕上がり寿命を左右します。

株式会社オハナは、オフィス・店舗・医療・介護・製造拠点など施設特性に合わせ、色計画(ブランド一体のカラースキーム)、塗料選定、営業影響を最小化する工程設計、アフター保証までワンストップでご提供。

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