お役立ちコラム

倉庫の雨漏り修繕は応急処置で済む?根本解決工法と費用相場を徹底比較

著者:庄嶋 善則

倉庫の雨漏り修繕は応急処置で済む?根本解決工法と費用相場を徹底比較

福岡市で外壁塗装工事&屋根塗装&リフォーム工事なら

福岡市城南区の住宅塗装専門店の株式会社OHANA(オハナ)へ!


外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です。

倉庫が雨漏りをすると大変です。商品や資材を守る大切な拠点ですから、雨漏りで在庫の品質劣化や廃棄ロスにつながりかねません。企業にとっては大きな損失となります。

ただ「倉庫の雨漏りをどう修繕すべきか」「応急処置で済むのか?それとも根本的な修繕が必要か?」などに悩む担当者も多いでしょう。

応急処置と根本解決それぞれの費用相場など、わからないことも多数あるものです。そこで今回のお役立ちコラムでは、倉庫の雨漏りに対する応急処置と根本解決工法の違いや、費用相場についてくわしくお話しします。

▼合わせて読みたい▼
福岡市の雨漏り修理費用相場は内容によって変わる!部位別の修理代金と優良業者の選び方とは?

問合せはコチラ

倉庫の雨漏りは早めの判断が重要

倉庫の雨漏りは早めの判断が重要

倉庫の雨漏りは、在庫や建物を守るために早急な対応が求められます。小さな漏れも放置すれば被害が拡大するからです。以下は雨漏りによって発生する可能性が高い被害についてお話しします。

雨漏りが在庫や建物に及ぼす影響

倉庫での雨漏りは、在庫商品の劣化や廃棄コストにつながる深刻な問題です。とくに紙製品や布製品、そのほか精密機器などは湿気に弱いため破損の可能性が高まります。湿気やカビが発生して、梱包している段ボールが変形することもあるでしょう。

カビを吸い込んだ従業員の、健康被害にもつながります。結果、廃棄や返品につながりかねません。さらに、建物自体も雨漏りにより構造躯体が腐食すれば、耐久性は低下します。そのため小さなシミや滴りも見過ごさず、被害が広がる前に修繕計画を立てることが大切なのです。

参照:労働安全衛生総合研究所 作業環境中におけるカビと健康影響

雨漏りを放置することによるコスト増加

雨漏りを放置すると、修繕費用が倍増する可能性もあります。構造体や断熱材が傷んでしまうと全面修繕が必要となり、補修費用が膨れ上がるケースも珍しくありません。また、在庫の廃棄が増加すれば、直接的な修繕費に加えて、経済的な損失も大きくなります。

信頼性が下がると取引先からの評価にも影響し、契約の解除を招く恐れも出てくるのです。雨漏りの早期発見・早期対応は、結果的にコストを抑える効果的な対策と言えます。

応急処置で可能な対応とその限界

雨漏りが発生した場合、応急処置をすれば被害の拡大を防げます。ただし、応急処置でしかなく一時しのぎに過ぎません。倉庫という建物の用途を考えると、あくまで時間稼ぎと割り切る意識が必要です。

▼合わせて読みたい▼
工場外壁の補修方法を徹底解説|ひび割れ・錆びの原因別対策と費用相場

一時的な養生や補修の具体例

倉庫が雨漏りをしているなら、どこかに雨水の侵入口ができていることを示しています。一般の方ができる応急処置としては、雨漏り原因となっている場所を特定し、ブルーシートをかける方法が挙げられるでしょう。その他にも、隙間に防水テープを貼るなどの応急処置があります。応急処置で、数日〜数週間程度は雨漏りを避けられます。

梅雨のように雨の多い季節や、台風被害後は、被害拡大を防ぐための有効手段です。また、雨水が商品に落ちないようにバケツを設置したり、ラックの配置を変更するのも有効な対策となります。ただし「被害の拡大を一時的に抑える」ことであり、根本原因は取り除けません。倉庫という大切な資産を守るためには、応急処置を施した上で、専門業者に早急に点検を依頼し、計画的な修繕へつなげることが重要です。

応急処置が長期的に通用しない理由

応急処置は表面的に、水の侵入を防いでいるだけに過ぎません。雨水の浸入口を、徹底的に塞ぐものではないのです。防水テープは時間が経つと粘着力が落ちます。ブルーシートは風で飛ばされやすく、数週間も持たないことが多々あるのです。

また、雨水が内部に回り込むと断熱材や下地にカビが発生し、衛生環境が悪化します。長期化すれば、倉庫全体に健康被害や悪臭をもたらしますし、物流拠点としての機能を失う可能性も出てくるのです。応急処置で雨漏りが一旦ストップしても、長期的に見ると被害が拡大します。

問合せはコチラ

根本解決につながる修繕方法

根本解決につながる修繕方法

倉庫を長期的に利用するには、原因に応じた修繕工法が不可欠です。屋根・外壁・シーリングなど部位別に対策を行います。

屋根防水工事による耐久性の確保

倉庫の屋根が平らな陸屋根なら、保護のために防水層が施工されています。一般の戸建て住まいなら屋根塗装ですが、陸屋根の場合、防水工事が施工されているのです。

シート防水やウレタンやFRPのような塗膜防水で、屋上の床を守っています。ただ、防水層も劣化すればひび割れたりはがれたりして、機能性が失われるのです。

シート防水や塗膜防水は再構築すれば、10〜15年程度の耐久性が蘇ります。シート防水は施工が比較的早く、大規模な倉庫にも適している方法です。ウレタンやFRPは液体ですから、複雑形状の屋根でも柔軟に対応できます。初期費用は高額ですが、雨漏りを根本から解決し、再発リスクを大幅に減らせるのです。

金属屋根・板金補修やカバー工法

金属屋根は倉庫でよく見られるタイプです。ガルバリウム鋼板やトタンなどですが、金属ですからサビが発生すると穴が開いたり裂けたりします。劣化部分だけを板金補修すれば費用は抑えられますが、周囲の劣化が進んでいると再発リスクは残ります。

既存屋根の上に新しい屋根材を被せる「カバー工法」なら、問題は解消できますが初期費用は高額です。また、劣化が進行しているとできない場合もあります。

倉庫の長期運営を前提にするなら、部分補修よりもカバー工法や葺き替えで大規模改修を行った方がコスト削減につながることも多々あるのです。

外壁補修とシーリング打ち替え

雨漏りは屋根だけでなく、外壁や目地からも侵入します。外壁のひび割れやシーリング材の劣化は、内部の鉄骨や木材を腐食させる原因です。

シーリングの全面打ち替えは10年前後の耐用年数が期待でき、外壁補修と組み合わせることで倉庫全体の防水性能を高めます。断熱性や防音性能も改善されるのもメリットです。屋根と外壁の両面から修繕を行うことが、倉庫の長期的な維持管理には求められます。

最終手段の葺き替えや張り替え

屋根や外壁の劣化が激しい場合、葺き替えも選択肢に入ります。費用は高額ですが、屋根や外壁を全交換する方法のため根本的な解決になるのです。

修繕費用の相場と規模による違い

修繕費用の相場と規模による違い

修繕費用は「応急処置」「部分補修」「全面修繕」で異なります。倉庫の規模や工法で、数十万〜数百万円の差が出てくるのです。

応急処置と部分補修の費用目安

応急処置はブルーシートや防水テープを使用するだけのため、数万円程度に収まります。部分補修だけなら、30坪の規模なら10万〜50万円程度で収まることもあるでしょう。

部分補修の場合、一部だけ葺き直しや補修のような局所的な対処で済みます。ただし、広範囲に劣化が発生すると高額です。30坪程度の一般的な戸建てでも、屋根全体の葺き替えや外壁の張り替えをするなら100万円〜300万円程度はかかります。工場は一般的な住まいより規模は大きいですから、劣化の範囲次第では数百万円以上の費用がかかると考えたほうがいいでしょう。

防水工事やカバー工法は高額ですが、耐用年数が長く再発リスクを抑えられるため、長期的なランニングコストを考慮するとむしろ安く済むこともあります。逆に、安価な修繕を何度も繰り返すと総額では高額になりがちです。工法ごとの耐用年数と費用を比較し、計画的な修繕計画を練ることが、コストを抑えながらの長寿命化につながります。

安心できる業者選びのチェックポイント

倉庫や工場の修繕は、一般的な住まいとは規模も工法も異なります。広い屋根、高所作業、大規模な防水工事などを伴うため、過去に倉庫修繕を行った実績がある業者を選ぶことが欠かせません。施工事例を確認し、自社と同規模の倉庫修繕を経験しているかどうか見極めることが肝心です。実績豊富な業者なら、施工中の突発的なトラブルにも柔軟に対応できるため、安心して依頼できます。

保証内容と保険対応の確認

工事後の保証内容が明確かどうかは、業者選びの大きな判断基準です。防水工事なら最低でも5年以上の保証を設けている業者が望ましいでしょう。火災保険の風災補償が適用される場合、修繕費の一部を保険でまかなえる場合もあります。保険対応に精通している業者なら、書類作成や申請もサポートしてくれるため、費用面の負担を軽減できるのです。

複数見積もりで比較する重要性

相見積もりは適正価格を知るための方法です。1社だけの見積もりでは、費用が割高でも判断がつきません。複数社から現地調査を受け、見積内容を比較することで、工法の妥当性や再発防止策の提案力を見極められます。安さだけに注目するのではなく、工事内容・保証・アフターサービスを含めて総合的に比較検討することが、倉庫修繕を成功させるポイントです。

問合せはコチラ

【株式会社オハナ】倉庫雨漏りは応急処置で終わらせず、根本解決で企業資産を守りましょう

【株式会社オハナ】倉庫雨漏りは応急処置で終わらせず、根本解決で企業資産を守りましょう

倉庫の雨漏りは、在庫の品質劣化や廃棄コスト、建物構造の腐食、さらには取引先からの信頼低下まで直結する深刻なリスクです。ブルーシートや防水テープといった応急処置は一時的に被害拡大を防げますが、長期的には機能せず、むしろコスト増大の原因になりかねません。根本的な解決を図るためには、防水工事、板金補修、カバー工法、シーリング全面打ち替えなど、劣化状況に応じた専門的な修繕が必要です。

株式会社オハナでは、倉庫の規模や使用状況に応じた最適な修繕計画を立案し、費用対効果の高い提案を行っています。防水工事やカバー工法といった耐用年数の長い工法を選択することで、再発リスクを大幅に軽減し、結果的に長期的なコスト削減につながります。法人様にとって重要なのは「在庫・設備・建物価値の保全」と「安定した事業継続」です。

まずは現地調査をもとに、修繕内容・工期・費用を明確化することが第一歩です。倉庫雨漏りにお悩みの経営者・管理者様は、ぜひ問い合わせフォーム、メール、お電話、またはショールームから株式会社オハナへご相談ください。信頼できる施工実績をもとに、貴社の物流拠点を確実に守る解決策をご提案いたします。

問合せはコチラ

お問い合わせ・お申し込みはこちら!

日本の住宅は他の先進国に比べ住宅の耐久年数が
著しく低いと言われております。
特に、お家の防水に関しては定期的なメンテナンスが必要です。
屋根・外壁の塗り替え工事のご相談はオハナへお任せください!!

『オハナ』とは、ハワイ語で家族・仲間という意味です。
家族のように親身にご対応させて頂きます。
お気軽にお問い合わせください!

    お問合せ内容
    必須



    ※フルネームでご記入ください。例:御花 太郎


    ※フルネームでご記入ください。例:オハナ タロウ


    ※半角数字7桁ハイフンなし例:8112207



    例:073-413-6523


    ※ご返信希望のメールアドレスをご記入ください。

    ご連絡方法
    必須



    ※ご相談内容を具体的にご記入ください。

    確認画面は表示されません。上記内容にて送信しますので、よろしければ送信ボタンを押してください。