お役立ちコラム

台風で雨漏りする前に!外壁クラック補修のポイントと選び方

著者:庄嶋 善則

台風で雨漏りする前に!外壁クラック補修のポイントと選び方

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外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です!

💬「外壁にヒビがあるけど、このまま台風を迎えて大丈夫?」

💬「補修は自分でもできる?業者に頼むべき?」

💬「どんな方法が最適かを知りたい!」

外壁のひび割れ(クラック)は、一見すると小さな問題に見えますが、台風のような豪雨や強風にさらされると大きなリスクになります。雨漏りや建物内部の劣化は、台風が原因になることもあるのです。

また「補修はDIYでできるのか、それとも業者にまかせるべきか」という判断を誤ると、余計に被害を広げてしまうこともあります。

今回のお役立ちコラムでは、台風前に知っておきたい外壁クラックの補修ポイントと納得安心でまかせられる業者の選び方についてお話していきます。

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なぜ台風前にクラック補修が必要なのか

なぜ台風前にクラック補修が必要なのか

外壁のクラックは、普段の生活では「ただの細い線」として見過ごされがちです。ですが、台風の際には状況が一変します。横殴りの強い雨や突風によって、通常では入り込まないほどの量の雨水が外壁に押し付けられ、わずかな隙間から内部へと浸入します。これが雨漏りや構造材の劣化を引き起こす大きな原因です。

被害は単なる美観の低下にとどまらず、以下のように建物全体へ波及します。

  • 雨漏りの発生:室内にシミやカビが出て、健康被害の温床になる。
  • 構造材の劣化:木造なら柱や梁が腐食、鉄骨造ならサビで強度が落ちる。
  • 断熱性能の低下:断熱材が濡れると機能が失われ、冷暖房費の増大につながる。
  • 修繕費の増大:初期なら数万円で済む補修が、数十万円単位の大規模工事に発展する。

さらに、福岡県のように台風の進路に入りやすい地域では、毎年のように「想定外の豪雨」に見舞われる可能性があります。近年では、ノロノロ台風と呼ばれる停滞型の台風被害も増えています。とくに海風を受けやすい沿岸部や、強風が吹き抜けやすい住宅地では、小さなクラックでも一夜にして深刻な浸水リスクに変わるのです。

つまり、外壁のクラック補修は単なる見た目の修繕ではなく、台風から住まいと家族を守る“防災対策の第一歩”になるのです。大きな被害を未然に防ぐためにも、台風前の点検と補修を習慣化することが欠かせません。

外壁クラックの種類と見分け方

補修の正しい判断をするには、まず「どんなクラックか」を見極める必要があります。ひび割れは見た目では区別がつきにくいですが、チェックのコツは「幅」と「方向」です。とくに幅が0.3mm以上あるものや、横・斜めに走るひび割れは雨水浸入や構造への影響が大きい“要注意サイン”と覚えておくと安心です。

外壁に現れるひび割れは、大きく以下のタイプに分類されます。

ヘアクラック(幅0.3mm未満)

表面の塗膜や仕上げ材にできる細いひび割れです。髪の毛ほどの幅なので建物の強度には影響しません。ただし、放置すると雨水が浸入して劣化が進むため、早めの補修が望まれます。

構造クラック(幅0.3mm以上)

基礎やモルタルにまで達する深いひび割れです。建物の揺れや地盤沈下、経年劣化によって発生し、雨水侵入や強度低下の原因になります。台風前に最も注意すべきクラックです。

縦クラック

重力や乾燥収縮で発生しやすいもので、雨水が流れ込みやすいため、補修が必要です。

横クラック

防水層が切れているサインです。横方向は雨水が溜まりやすく、浸水リスクが高いので注意しましょう。

斜めクラック

構造的なゆがみが原因の場合が多く、とくに危険です。耐震性や建物の安全性にも関わるため、業者に点検を依頼するべきです。

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自分でできる補修方法|軽度クラックの対処

「小さいヒビくらいなら自分で補修したい」という人もいるでしょう。実際、軽度のクラックならDIYで応急処置が可能です。ただし、これだけでは根本的な解決にはならないので台風後は再点検が必要ですよ。

必要な道具には以下のようなものがあります。

  • ワイヤーブラシやハケ(ゴミや汚れを除去)
  • シーリング材(シリコンやウレタン系)
  • シーリングガン
  • ヘラやスポンジ
  • 防水塗料(仕上げ用)

基本的な手順

  1. 清掃:ブラシでホコリ・カビ・汚れを落とす
  2. 下地処理:クラック内部を乾燥させ、必要に応じてプライマーを塗布
  3. シーリング充填:コーキング材を隙間に注入し、ヘラで押し込む
  4. 仕上げ:表面を整え、防水塗料を塗って見た目を回復

DIYで対応できる目安は、以下の3つが判断基準となります。

  • 幅0.3mm未満のヘアクラック
  • 表面のみで深さが浅いもの
  • 1〜2ヶ所程度の軽微なもの

これ以上の場合はDIYでは限界です。「応急処置にとどめる」という意識が大切です。

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業者に依頼すべきケース|DIYでは危険なパターン

業者に依頼すべきケース|DIYでは危険なパターン

DIYで済ませられるのは、あくまで髪の毛のように細い表面のヒビや、目立たない部分にできたごく軽度のものに限られます。それ以上のクラックは「見た目だけで判断できない危険」が潜んでいるため、専門業者への依頼が必須です。

依頼すべき代表的なケースをくわしくお話していきます。

幅0.3mm以上、深さのあるクラック

このようなケースは表面を埋めても内部で劣化が進むため、原因を突き止めたうえで適切な補修材を選べる業者にまかせる必要があります。

外壁の広範囲にヒビが広がっている

部分補修では対応できず、下地処理から全体の再塗装までを見据えた工事になることが多いです。

室内に雨漏りのサイン(シミやカビ)がある

ここまで進行すると、美観よりも建物の安全性が優先課題になります。素人判断で放置するのは危険で、専門業者による本格的な修繕が欠かせません。

2階以上の高所にあるクラック(安全面のリスク)

高所作業は転落リスクが高く、足場設置や安全対策が不可欠です。プロに依頼すれば、適切な施工と安全管理を同時におこなえます。

台風直後で被害が拡大している可能性がある

一見、小さなクラックでも内部にダメージがおよんでいることがあります。業者は原因調査から仕上げまで一連の流れをおこなうため、早期に相談するのが安心です。

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台風前の点検と予防メンテナンス

台風の直撃を受けてから慌てるのでは遅く、事前の点検と予防が雨漏りリスクを大きく減らします。とくに、外壁クラックは「普段は小さな傷でも、強風と豪雨が重なった瞬間に一気に雨水の侵入口に変わる」特徴があるため、定期的なチェックが欠かせません。

ここでは、台風前に確認しておきたいポイントを整理します。

目視点検

建物をぐるりと一周し、外壁の色あせや小さなひび割れがないか確認しましょう。雨だれ跡や黒ずみは水が滞留しているサインで、内部で劣化が進んでいる可能性もあります。

シーリング確認

サッシや外壁の目地に使われているシーリング材は、意外と雨漏りの盲点になります。台風の横殴りの雨はサッシ回りから侵入しやすく、劣化したシーリングが原因で室内に水が入り込むケースも少なくありません。

外壁の汚れや変色

単なる見た目の汚れに見えても、実は内部で雨水が滲み込み始めている兆候かもしれません。苔や藻が目立つ部分は湿気がこもりやすく、クラックの進行につながります。

早期補修

小さなクラックや劣化を「まだ大丈夫」と放置すると、台風を機に一気に被害が拡大します。軽微な段階なら補修費用もおさえられるため、気づいた時点で対処しておくのが長期的な節約につながります。

納得安心の業者選びのポイント

納得安心の業者選びのポイント

外壁クラック補修は、塗料や材料そのものよりも「施工する業者の腕」に左右される部分が大きい工事です。とくに台風前後は業者探しが急ぎになりやすく、焦って契約して失敗する例も少なくありません。

信頼できる業者を見極めるために、以下のチェックポイントを押さえておきましょう。

見積もりに下地処理・補修工程が明記されているか

単に「クラック補修一式」と書かれている見積もりは要注意です。優良業者は、ひび割れの幅や深さの調査 → 清掃や下地処理 → 補修材の注入や充填 → 仕上げ塗装といった工程を具体的に明示します。工程が曖昧だと、最低限の作業しかおこなわれず、数年で再発するリスクが高まります。

補修実績や写真を公開しているか

「実際にどんな工事をしてきたのか」が確認できるかどうかは大きな判断材料です。施工前後の写真を公開していたり、実際に補修した建物の情報を提示できる業者は信頼性が高いといえます。逆に事例を一切見せられない場合は、経験不足か実績に不安が残るため注意が必要です。

保証やアフターサービスの有無

補修後に「また別の部分にヒビが入った」「数年で雨漏りが再発した」ということは珍しくありません。そのときに無料点検や補修対応があるかどうかで安心感は大きく変わります。保証期間が短すぎないか、書面で明記されているかを必ず確認しましょう。

地域密着型かどうか

大手でも対応は可能ですが、台風後の緊急対応に強いのは地元で活動している施工店です。移動時間が短いため迅速に駆けつけてくれますし、地域特有の気候や建物事情にも精通しています。

福岡のように台風が直撃しやすい地域では、地場で長年営業している会社を選ぶのが安心です。福岡県内でも台風対応の実績をもつ会社も視野に入れてみましょう。

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小さなヒビ見逃さず台風前に備えるならOHANAへ

小さなヒビ見逃さず台風前に備えるならOHANAへ

外壁のクラックは「そのうち直せばいい」と後回しにされがちですが、台風のような大雨が一度来るだけで雨漏りや建物劣化に直結します。小さなヒビでも放置せず、DIYで応急処置をおこなうか、必要に応じて専門業者に依頼することが大切です。

台風前の点検と補修は、修繕費をおさえ、家族の安心を守るための最も確実な備えとなります。まずは台風前に外壁や住宅全体の状態をチェックしてみませんか?

おうちのかかりつけ医OHANAでは、専門的な資格をもったスタッフが診断をおこなっております。お気軽にご相談ください。台風が来る前に動くことが最大の防災になります。

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