お役立ちコラム
福岡で叶えるレトロモダンな和風住宅塗装|伝統と現代を調和させる色と施工プラン
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外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です!
古き良き日本建築の要素と、現代的なセンスを融合させた「レトロモダン住宅」。福岡市内でも人気のこのスタイルは、外壁や木部の塗装によって印象が大きく変わります。しかし、一般的な住宅塗装ではカバー工法や既製色に頼る提案も多く、せっかくの雰囲気を台無しにしてしまうこともあるため、業者選びは慎重にならなければなりません。
今回のお役立ちコラムでは「福岡でレトロモダンな和風住宅を塗装する際の色・デザイン・施工プランと業者選びの注意点」について解説します。
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レトロモダンな和風住宅とは?デザインの特徴と塗装の重要性
和風建築の魅力を残しつつ、現代のデザインや暮らしやすさを取り入れた「レトロモダン住宅」は魅力的です。このスタイルは、ただ古いものを懐かしむだけでなく、伝統を活かしながら今の時代に合う感性で住まいを再構築する思想に基づいています。
福岡の住宅地でも、古民家や築古の木造住宅をリノベーションし、レトロモダンな美しさを表現する家が増えてきました。しかしその完成度は、建物の構造だけでなく、外壁や木部などの「塗装」の仕上がりによって大きく左右されます。
量産的な塗り替えでは決して出せない質感と空気感。これを守り活かすために、塗装には深い配慮が必要です。
和と洋が調和した意匠が持つ魅力と価値
レトロモダンな和風住宅には、いくつかの共通した意匠があります。たとえば、黒や濃茶の梁と白壁のコントラスト、木製格子や玄関まわりに使われる左官の質感、そして瓦や銅板といった伝統素材です。
これらは一見すると純和風ですが、どこか洋のテイストや現代的なミニマル感が漂うように設計されており、和と洋の調和が心地よいバランスを生み出しています。
こうしたデザインは、建物の形だけで成り立っているわけではありません。色の組み合わせ、素材の見せ方、艶感の調整など、細かなディテールの積み重ねが全体の印象を作っているのです。そのため、塗装の段階でその「らしさ」を壊してしまうと、せっかくの意匠が台無しになることもあります。
住宅に愛着を持っているオーナーほど、「雰囲気が変わってしまった」「浮いた色にされた」という小さなズレに敏感です。レトロモダン住宅の価値は、そうした微細なこだわりを活かせるかどうかにかかっています。
色選び・素材感の違いで印象が変わる理由
レトロモダンの魅力は、単なる“古さ”ではなく、経年美を活かした落ち着きと品のある色彩にあります。たとえば外壁の色ひとつをとっても、明るすぎる白や派手なカラーは浮いてしまい、せっかくの建物が「ただの新しい家」に見えてしまうことがあります。
一般的な塗装では、カタログに載ったベーシックな色から選ばれることが多いですが、レトロモダンの住宅に合う色はそうした色見本には載っていないことも多いのです。くすんだ白、赤茶、墨色、濃紺、艶を抑えた黒やグレーなど、独特のニュアンスを持つカラーが建物に深みを与えます。
また、木部に使われる塗料も要注意です。ウレタン塗装などで表面がピカピカになってしまうと、歴史を感じさせる質感が失われてしまいます。浸透系のオイルステインや、艶消し仕上げで素材感を活かす施工ができるかどうかも、業者の腕の見せどころです。
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量産型塗装では失われる繊細な美意識
最近はコストとスピードを重視したリフォームが増え、いわゆる「カバー工法」や「既存の上から塗りつぶすだけ」の施工が主流となりつつあります。しかしこうした工法は、細部の風合いや職人の手仕事を必要とせずに仕上げることが前提のため、レトロモダン住宅にはそぐわないケースが多いです。
たとえば、経年による色ムラを「味」として残したい外壁や、自然素材ならではの呼吸性を損なわない塗膜厚の調整など、手間がかかるからこそ出せる仕上がりがあります。それを知らずに「新築のように見せたいですか?」と聞かれ、意図しないツヤツヤ仕上げになってしまったという失敗例も後を絶ちません。
こうした事例を避けるためには、感性と経験のある業者選びが最も重要です。
福岡の和風住宅で採用されている配色事例と塗装プラン
レトロモダン住宅の塗装では、単に「色を塗る」だけでは雰囲気を損なう可能性があります。福岡の気候や街並みに調和しつつ、建物本来の意匠を引き立てる配色と施工計画が重要になります。
色の選定、仕上げ方法、部位ごとの対応を丁寧に考えることで、住まいの個性がより際立つ塗装が可能になります。
定番カラーとレトロモダンとの相性
配色の基本は、落ち着いた色味の組み合わせにあります。レトロモダンの雰囲気を壊さないために選ばれることが多いのが、「深みのあるアースカラー」「くすみ系のグレー・ベージュ系統」「光沢を抑えた黒系」などです。
福岡市内でよく採用されている事例には、以下のような組み合わせがあります。
- 外壁にうす墨色(ライトグレー)+木部に濃茶
- 屋根にいぶし銀のようなグレーブラック+外壁は生成り色
- 建具周りを黒檀色+白漆喰仕上げの壁
いずれも全体に統一感がありながら、素材の違いや陰影によって奥行きが生まれ、見る角度によって表情が変わる仕上がりになります。
色の主張が強すぎると、街並みや周囲の建物から浮いてしまうこともありますが、こうした落ち着いた配色は周囲との調和を保ちつつ個性も表現できます。
木部・外壁・屋根の部位別おすすめ仕上げ
レトロモダン住宅では、建物の素材ごとに塗装の考え方を変える必要があります。
- 木部(柱・軒天・格子など)は、艶を抑えた浸透性塗料(オイルステイン)を使用するのが基本。耐候性と通気性を両立しながら、木の風合いを活かせます。
- 外壁(漆喰・土壁・モルタル)には、透湿性のある微弾性塗料や、骨材入りでざらつきを持たせた自然系塗料が人気。厚塗りしてテカらせるのではなく、素材感を出す方向で仕上げます。
- 屋根(瓦・板金・銅板)は、基本的には再塗装不要な素材が多いですが、セメント瓦や金属屋根の場合は耐久性重視で遮熱・断熱機能を持つ塗料を採用することもあります。
それぞれの部位に適した塗料を使うことで、見た目の美しさだけでなく、住まいの耐久性や居住性も向上します。
塗装前の診断とカラーシミュレーションの活用
デザイン性の高い住宅ほど、塗装の前にしっかりとした計画が求められます。福岡市の塗装業者の中には、塗装前に建物の状態診断+カラーシミュレーションを標準で行うところもあり、そうしたサービスを活用することで失敗のリスクを減らせます。
診断では、木部の腐食やクラックの有無、旧塗膜の剥がれやすさなどを細かくチェックします。補修が必要な箇所は、塗装と併せて行うことで仕上がりの耐久性が格段に上がります。
カラーシミュレーションでは、実際の外観写真に塗装後の色を合成して確認できるため、完成イメージを具体的に掴むことができます。「思っていたよりも明るかった」「周囲の建物とちぐはぐだった」といった失敗を防ぐためにも、提案力のある業者に依頼することが納得のいく塗装への近道です。
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レトロモダンを活かす塗装業者の選び方
意匠性の高い住宅において、塗装工事は単なるメンテナンスではなく、建物の印象を左右する「仕上げ」の工程です。とくにレトロモダンのように繊細な空気感を持つ建築では、見た目を整える以上に、どれだけ世界観を壊さずに活かせるかが問われます。そのためには価格だけでなく、感性や提案力を持った塗装業者を選ぶ視点が欠かせません。
カバー工法に頼らず既存意匠を尊重する姿勢
短期間で仕上げることが求められる昨今の住宅塗装では、古い意匠を隠してしまうカバー工法が主流になりつつあります。しかし、レトロモダン住宅にとってそれは逆効果になりかねません。既存の木部や土壁の風合いを無視して、パネルや樹脂材で上から覆う施工をされてしまうと、本来の建物の味わいや歴史が失われてしまいます。
信頼できる塗装業者であれば、まず既存の意匠に対して敬意を持ち、活かす前提で工事の計画を立てます。無理に新しく見せるのではなく、あえて経年の魅力を残す方向で考えることができるかどうか。これがレトロモダン住宅の塗装における要の視点です。
「塗る前提」ではなく「塗らない選択肢」まで提案できる業者こそ、センスのあるパートナーだと言えるでしょう。
自社施工と提案力のある業者の強み
外注業者に丸投げするタイプの会社では、職人の質や現場対応にばらつきが出やすく、細やかな希望が通らないこともあります。レトロモダン住宅のように「雰囲気を大切にしたい」というニーズに応えるには、現場で判断力を持った自社施工の職人がいるかどうかが大きな分かれ目です。
また、見た目だけではなく耐久性や素材との相性まで考えた「施工前の提案」があるかも重要です。色だけでなく塗料の質感や塗り方、艶の有無などを丁寧に説明してくれる業者であれば、完成後のギャップも起きにくく、満足度の高い工事につながります。
「どこを塗るか」よりも「どう見せるか」に意識があるかどうか。その視点が業者選びの決定打になります。
福岡で実績のある業者をどう見つけるか
地元密着の業者は、地域の建築事情や気候条件に合った塗装方法を熟知しているのが強みです。とくに福岡では、台風や湿気の影響を受けやすい立地が多いため、単に美観を整えるだけでなく、素材ごとの耐久性や保護性にも配慮した提案が必要です。
実績を見極めるには、ホームページやSNSで「和風住宅の施工事例」を掲載しているかどうかを確認するのが効果的です。特に外観の全体写真だけでなく、柱や格子、破風板などの細部がどのように仕上がっているかまで見せてくれる業者は、こだわりを持っている証拠といえます。
また、見積もりの段階で「雰囲気を残したい」「ツヤは抑えたい」といった感覚的な要望にも丁寧に応じてくれるかどうかも重要なチェックポイントです。費用や納期だけでなく、「感性が通じるか」という視点も含めて比較することが、後悔しない業者選びの鍵になります。
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レトロモダン住宅の塗装は「おうちのかかりつけ医OHANA」へご相談ください!
レトロモダンな和風住宅は、ただ塗るだけの施工では決して活かしきれない繊細なデザインと美意識が詰まった住まいです。福岡市の気候や街並みに調和しながら、経年の味わいを大切に残し、素材ごとの質感を活かした塗装プランを提案できるかどうかが、理想のリフォームを叶えるカギとなります。
おうちのかかりつけ医OHANAでは、外壁・木部・屋根など部位ごとに最適な塗料を選び、カラーシミュレーションを活用したご提案を通して、完成イメージを具体的に共有しながら進めていきます。既製色では表現できない絶妙な色合いも、センスと経験を活かしてご提案。カバー工法ではなく、既存の意匠を尊重した“魅せる塗装”を得意としています。
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