お役立ちコラム

福岡市の屋根塗装はOHANAまで|戸建ての屋根塗装にフッ素塗料を使用するデメリットの紹介

著者:庄嶋 善則

福岡市の屋根塗装はOHANAまで|戸建ての屋根塗装にフッ素塗料を使用するデメリットの紹介

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外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です!

フッ素塗料はその耐候性や耐久性で知られていますが、すべてのメリットだけでなく、いくつかのデメリットも存在します。これらのデメリットを理解することは、塗料選びにおいて非常に重要です。

福岡市で戸建ての屋根塗装を検討する際、多くの住宅所有者が耐久性や美観を重視しますが、フッ素塗料が持つ特有の性質とそれに伴うデメリットを十分に理解しておく必要があります。

今回のお役立ちコラムで、フッ素塗料の基本的な特性と、それが戸建ての屋根塗装においてどのような問題を引き起こす可能性があるのかを詳しく解説します。また、これらのデメリットにどのように対処すれば良いのか、または他の選択肢は何かについても触れていきます。

フッ素塗料の選択は、その性能を最大限に活用できる状況での使用が推奨されますが、デメリットを理解し、適切な対策を講じることで、福岡市の様々な気候条件下でも最良の結果を得ることができます。この情報が、屋根塗装を検討中の皆さまにとって役立つことを願っています。

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フッ素塗料のメリットとデメリットをとことん追求します

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フッ素塗料の特徴

フッ素塗料の特徴

ます、フッ素塗料の持っている特徴についておさらいしておきましょう。高品質と言われる所以が垣間見れます。

 

耐久性

フッ素塗料の表面の硬さは折り紙つきです。非常に強度を持っており、多少の砂嵐程度では大きく傷つくことはありません。そのため、塗料の持つ効果を長期持続することにも長けています。

この強さのおかげで、フッ素塗料の耐用年数は15年以上というロングライフ性能を発揮できるのです。

 

耐候性

フッ素樹脂は、無機塗料と同じような非常に細かな粒子状になっているため、劣化する成分が少なく、長期間性能維持や紫外線などによる変質を起こしません。そのため、一般的な塗料によく起こる「変色」や「退色」といった症状が起こりづらいのが魅力です。

 

耐熱性

耐候性でもお伝えした通り、紫外線による変質に強い特徴を持っているため、熱による影響を受けづらいです。

よく間違われることがありますが、耐熱性は断熱性や遮熱性とは別の性質になります。熱の影響により変質してしまうことがないという性質なので、耐熱性が高いからといって断熱性が良くなるというものではありません。

 

親水性

親水性の高さは、水を留めて汚れを浮かすことに関係する性質です。フッ素塗料は、樹脂の成分が細かく「塗膜表面の凹凸が少ない」ため、非常に高い親水性を持っています。超低汚染まではいかないにしても、低汚染性はかなり高いレベルで実現できるでしょう。

 

防藻性・防カビ性

親水性の高さが功を奏し、表面に汚れが付着しづらいのがフッ素塗料の特徴です。その結果、藻やこけ・カビの発生を防いでくれます。

また、塗膜表面が硬いので藻やカビの胞子が付着できる傷がつきづらいのも防藻性や防カビ性に繋がっています。

 

防水性

これは塗料によるのですが、弾性を持ったフッ素塗料は防水性にも優れています。一般的に、フッ素塗料の表面は非常に硬く、傷がつきづらいことが大きな魅力になっています。

しかし、一定レベル以上の揺れが発生すると、表面はひび割れてしまうという弱点も併せ持っているのです。

この弱点を克服する「弾性フッ素塗料」であれば、強力な塗膜に伸縮性まで併せ持つスーパー塗料が出来上がるというわけです。ただし、通常のフッ素塗料の硬さは弱くなってしまうので、比較すると傷つきやすくなってしまいます。

 

一般的なフッ素塗料を屋根塗装で使用するデメリット

一般的なフッ素塗料を屋根塗装で使用するデメリット

フッ素塗料の特徴をおさらいした上で、どんなデメリットを持っているかについて言及していきましょう。非常に優秀な塗料であることに間違いはないのですが、以下でご紹介するようなデメリットも孕んでいることを覚えておいてください。

 

価格が高い

高級塗料は高いです。使用する際に施工コストが上がってしまいます。費用対効果は確かに高いのですが、予算を多く準備しなければならないので負担が大きくなってしまうでしょう。

 

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業者の技術によって効果にバラつきが出る

フッ素塗料は若干クセのある塗料です。従来のウレタン塗料や、現在標準で使用されているシリコン塗料に比べると、扱いづらさがある塗料だといえます。そのため、塗装職人の業前がダイレクトに仕上がりに関係してしまうでしょう。

巧い職人であれば、非常に満足のできる仕上がりになる反面、まだまだ修行中の職人が施工した場合には「液垂れ」や塗膜の厚みの違いによる「色違い」が発生する可能性もあります。

 

一般家庭での実績が少ない

フッ素塗料が使用され始めたころ、効果の高さを実証するために高層マンションや大型施設などに施工されていました。このような建物での使用実績は多いものの、戸建て住宅などに使用され始めたのは2010年頃、およそ15年程度前からです。

そのため、塗料に期待されている耐用年数が戸建て住宅でまだ発揮されていないものが多く、地表に近い建物でしっかりと発揮されるかの保証がないのは痛いところです。

 

屋根使用時の耐久性の問題

屋根はどうしても「常時」紫外線にさらされてしまいます。そのため、外壁では十分な効果を発揮できるフッ素塗料でも、十分な耐久性を発揮するのが難しくなってしまうのです。

もちろん、他の下位グレード塗料に比べれば十分に優秀な耐久性を発揮します。しかし、比較対象になるのは常に「外壁用塗料」なので、性能差はどうしても劣ってしまうのです。

 

老朽化は防げない

どんな塗料でも同じですが、フッ素塗料を使用したからといって老朽化を防げるわけではありません。ただし、劣化速度を遅らせることには貢献できるので、より品質の良いフッ素塗料を使用することは建物にとって良いことだと言えるでしょう。

 

品質が悪いものもある

塗料メーカーによっては、品質の悪いフッ素塗料を販売していることがあります。基本的に国産ブランドではそのようなことはありませんが、塗料に対する規制が緩い場所で作られている塗料に関しては、国内製造塗料と比較するととてもお粗末な商品もあるのです。

 

フッ素特有のツヤ

フッ素塗料は非常に優れています。しかし、フッ素特有のテカリというか、ツヤがあるため安っぽく見えてしまう色があります。3分艶程度まで抑えられているものもありますが、完全に艶消しとまでできるものは非常に少ないです。

 

帯電して汚れの付着を増長する

フッ素塗料の特徴として「帯電する」という大きなネガティブ要素があることを覚えておきましょう。帯電すると汚れが付着しやすくなってしまい、低汚染性に優れていたとしても十分な威力を発揮できなくなってしまうのです。

 

アステックペイントの屋根用フッ素塗料

アステックペイントの屋根用フッ素塗料

では、これらのデメリットに対しアステックペイントではどのような対策ができているか考えてみましょう。フッ素塗料の代表として、アステックペイントで最も選ばれている屋根塗料「スーパーシャネツサーモF」を代表例としてご紹介します。

 

チタン複合特殊無機顔料

フッ素塗料を屋根に使用する際、紫外線の影響が大きな問題となります。その問題を解消するのが「チタン複合特殊無機顔料」です。

その名の通り無機物であるチタンを特殊な状態で配合しています。その結果、紫外線の影響をできる限り抑えた塗料が出来上がったのです。

 

遮熱性

塗料の名前をご覧ください。「スーパーシャネツサーモF」です。遮熱塗料の中でも最高クラスの性能を発揮できるのがこの塗料の特徴になります。

同じ塗料のシリコンバージョンもあるのですが、どちらも高い遮熱性能を発揮し、未塗装部分との屋根材の表面温度差は15度以上も確保できるのです。

 

完全交互結合フッ素樹脂

スーパーシャネツサーモFは、フッ素樹脂とツナギとなっている樹脂を完全に交互で配列することができます。このツナギ樹脂は、塗料の中で劣化する部分であり、完全に交互で配列させることにより劣化が表面化しないシステムになっているのです。

例えば、次のような配列だった場合を考えてみましょう。

「ABBBABABAABBA」

Aがフッ素樹脂、Bがツナギ樹脂だった場合、Bは劣化してどんどん小さくなってしまいます。すると、各Aの間に発生する隙間はバラバラで凹んでしまう部分ができることがわかるでしょう。

完全に「ABABA」と並んでいた場合、全体が同じように劣化し、AとAの間が同じ状態なので隙間をA同士が押し潰すような効果を発揮できるわけです。そのため、完全に交互で結合されるということは、塗料の劣化がわかりづらくなるのです。

 

おうちのかかりつけ医OHANAで最適な屋根塗装を

おうちのかかりつけ医OHANAで最適な屋根塗装を

福岡市で戸建ての屋根塗装を検討している皆さん、フッ素塗料の持つデメリットとそれに対する対策を理解することは、長期的に見て家を保護する上で非常に重要です。今回のコラムでフッ素塗料の特性とその注意点について学んでいただきましたが、実際の適用には専門家の意見が不可欠です。

おうちのかかりつけ医OHANAでは、フッ素塗料の長所と短所を熟知した専門スタッフが皆様のニーズに合わせた塗装プランをご提案します。高品質なフッ素塗料を適切に使用することで、戸建て住宅の屋根を美しく、長持ちさせることが可能です。もしフッ素塗料の使用についてご不安がある場合や、他の塗料についても知りたい方は、ぜひ私たちにお任せください。

お問い合わせはウェブサイトの問い合わせフォームから簡単に行うことができますし、メールやお電話でのご相談も承っております。さらに、実際の塗料サンプルを見たい、直接相談したいという方は、OHANAのショールームへのご来店も大歓迎です。福岡市内で屋根塗装をご検討の際は、おうちのかかりつけ医OHANAにお気軽にご相談ください。私たちは皆様の大切な家を守るために、最適な提案をさせていただきます!

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