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建物の工事は騒音ストレスが気になる|近隣への配慮ってどうすれば良いの?

著者:庄嶋 善則

建物の工事は騒音ストレスが気になる|近隣への配慮ってどうすれば良いの?

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外装劣化診断士、代表取締役の庄嶋です!

正しい塗装と想いで、建物を永続へと導くOHANAです。

外壁塗装や、その他リフォームの際、工事につきものなのが「騒音トラブル」です。ご近所付き合いが頻繁であっても、工事中に発生する色々な問題は、自然とご近所トラブルの元になってしまうのです。

今回のお役立ちコラムでは「工事中の近隣への配慮」についてお話ししていきたいと思います。

 

工事の時に近隣とのトラブルになる原因

工事の時に近隣とのトラブルになる原因

リフォームの工事では、色々な原因でご近所トラブルが発生してしまいます。業者も相当気にするところですが、どうしても工事で発生する問題でストレスをかけてしまうのです。

ここでは、工事につきものの「ストレス」の原因についてご紹介します。

 

騒音ストレスでトラブルに

工事中の音は、近隣トラブルの代名詞と言えるほどポピュラーな原因です。普段発生しないような音が生活の中に入れば、誰でもストレスに感じるものです。しかし、どれだけ気をつけても、消しきれない音というものはあります。

例えば、足場を歩く音。安全のために設置してあるので、ここを歩いて音が出ることに対して苦情が発生しても、対処のしようがありません。

他には、作業中の会話もトラブル原因になります。職人同士のコミュニケーションや確認のための会話も、意外と大きな声で行われるため、神経質な方には迷惑に感じるという声は多くあります。

最小限に納めているつもりでも、工事中はどうしても騒音トラブルは起こりやすいです。

一般的に、騒音レベルとして「60デシベル以上」は騒音として認識されてしまいます。通常の生活空間は「40〜50デシベル」ほどで、たった10デシベル大きいだけで騒音と捉えられる可能性があるのです。

ちなみに、ブルドーザーなどの什器が動く際の音は90デシベル以上なので、私生活よりも50デシベルほど大きな音であれば、確実な深い音となることを覚えておきましょう。

 

振動がトラブル原因に

リフォームによっては、騒音と同時に「振動」が発生する場合があります。この振動は、重機を動かす際や、破壊しなければならない時に発生します。そして、工期の間中ずっと振動し続けるような場合は、自治体からの指導が入る場合さえあるのです。

公共事業で道路補修をするような場合でさえ、苦情を寄せる方はいます。それが個人宅レベルでも振動が起こるような場合だと、直接怒鳴り込んでくることさえ考えられるのです。

実際には、できる限り振動や騒音を抑える措置をとっているのですが、完全に消し去るということはできないのです。

工事などで発生する振動には、「75デシベル以内」にするように指導されています。これが近隣トラブルを回避する最大限の騒音・振動のレベルということです。しかし、60デシベルでも苦情が入る可能性があることを考えると、75dBは十分に騒音苦情の範囲だと考えられるでしょう。

 

搬送車両が交通妨害に

資材の搬送がある場合、近隣の交通網を圧迫してしまうことはよくあります。生活道路は、ギリギリ3mほどしか道幅がないところも多く、2tトラックが行き交うだけでも邪魔になってしまうことさえあるのです。

しかし、搬入ができなければ工事が進みません。そのため、できるだけ生活時間外での搬入を心がけますが、夜間の搬入はできないため、どうしても生活時間に重なってしまうのです。

時には、時間指定で区間通行禁止にすることもあり、近隣の方には迷惑をかけることもあります。

 

職人のマナーが原因になることも

そもそも、職人の声が大きいことが苦情の元となることがあります。これは安全のために仕方がないことなので、コミュニケーションを確実に取るためのアクションだと伝えるしかありません。

しかし、休憩中にタバコを吸ったり、飲んだコーヒー缶を放置したりと、近隣に不快な思いをさせてしまうような場合もあります。これは監督官の監督不行き届きなので、トラブルになっても当然です。

他にも、足場を組んで屋根に登ることもあると、近隣の家の中が見えてしまうことがあります。これを嫌って苦情に発展することもあるため、職人は最新の注意を払っています。

その初期行動として、近隣の方への挨拶は欠かせません。迷惑をかけていることを理解しているので、最低限のコミュニケーションをとり、依頼主の近隣との関係性悪化を防ぐのも重要な役割なのです。

 

工事の際のトラブル防止対策

工事の際のトラブル防止対策

建物の工事をする際には、近隣トラブルを回避するために、しっかりとトラブル防止対策をしなければなりません。依頼者自ら行う場合もありますが、多くの場合施工業者が挨拶回りをしてくれます。それに同行することもできるので、業者と打ち合わせしましょう。

このトラブル防止対策を行うのとしないのとでは、工事中の近隣からの対応が全く変わってくるので、決して甘くみてはいけません。実際、事前通知だけでは苦情を申し立てる家も出てきます。そのため、しっかりと準備をして対策をすることをおすすめします。

ちなみに、この事前対策も見積もりの中に入れている業者もいるほどです。それほどまでに重要なプロセスだということを覚えておきましょう。

 

工事の際のトラブル防止対策①|工事前の近隣へのご挨拶は重要

リフォームや工事で騒音や振動、交通妨害を行なってしまう可能性があるので、近隣の方にはしっかりとその旨を了承してもらわなければなりません。実際、工事をするのは依頼者の家だけなので、そこで発生する不利益というのは、近隣の方には全く関係のないことです。

それにもかかわらず、自分の都合だけで道路を通行禁止にしたり、騒音や振動を撒き散らしてしまえば、当然苦情や抗議が止まらなくなります。こんな状況になると、工事を妨害されたり、自治体からの指導が入ったり、時には警察沙汰になることさえあるのです。

そんな状態は誰も望みません。そして、業者はそれらを経験から理解しています。しっかりと挨拶回りをして、時にはお詫びの品を渡して作業が問題なく進むための措置を取るのです。

 

工事の際のトラブル防止対策②|役所に正式に届出する

施工業者が対応してくれますが、役所に工事申請を出すことで、直近の方々だけではなく、地域的に工事をするという看板を設置できるようになります。この看板の有無でも、近隣トラブルを防ぐことにつながるのです。

万が一、挨拶回りで面会ができなかったお宅があると、自分は聞いていないと主張されることがあります。しかし、近くの道に看板が設置できると、その主張は通らなくなるわけです。

一切家から出ないという場合であっても、自治体は工事を了承している照明にもなり、工事することは周知の事実であるという主張をできるようになるため、もし問題が発生しても、必要以上に責め立てられる理由がなくなります。

 

工事の際のトラブル防止対策③|地盤情報を取得しておく

工事中に振動が発生するような場合、最新の地盤情報を取得しておかないと大変なことになる可能性が出てきます。一番大きな問題は「地盤沈下」です。何事もなく作業が進んでいたにも関わらず、振動によって近隣との擁壁が崩れるということは比較的よく発生します。

こんな事態を回避するためにも、最新の地盤情報を取得して、振動で問題が発生しないかを確認しなければならないのです。もし問題が発生しそうだとわかっていれば、それも含めて準備しておくことができるというわけです。

 

工事の際のトラブル防止対策④|防塵・防音対策をする

防塵・防音対策をする

工事をする上で当然のことですが、防塵・防音対策は十分に施さなければなりません。足場を組んだ後は、防塵ネットを設置する、防音効果もあるものを使えばなお良しです。

 

工事の際のトラブル防止対策⑤|毎日のゴミ処理

作業中に出るゴミは、必ず毎日処分するのが重要です。夜間に飛んでしまうこともあるので、しっかりと分別して持ち帰ってもらいましょう。必要な資材以外を現場に放置しないことは、防犯面でも重要な対策になります。

 

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工事の騒音は相当なストレスです。近隣の方には理解と協力をしっかりと仰ぐようにしましょう。ただ挨拶をするだけでも良いですが、お詫びの心遣いがあるだけで、工事が長期化した場合にも妥協してもらうことができるでしょう。

施工業者もその辺りには十分配慮していますので、心配事がある場合には事前に相談してみてください。

株式会社OHANAは塗装工事で騒音が発生する可能性がある作業を行う前に、近隣住民の皆様へのご挨拶と騒音対策を徹底しております。塗装工事を検討しているけれども工事中の騒音によってご近所様とトラブルになる可能性を懸念されているならば、ぜひ当社にご相談ください!

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