職人ブログ / 日常

雨漏れの危険性

みなさまこんにちは。
福岡市を中心に屋根外壁塗装・様々な改修工事を施工させていただいております、
㈱オハナ・プロタイムズ福岡南の庄嶋です。
 だんだん夏らしくなってきました。台風は温帯低気圧になってほっとしましたが、
ここ最近また多くなってきた雨漏れの相談。
今日は雨漏れについて書きます。

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 上の写真の雨漏れ位置はわかりますか?
一定条件の時に漏れていることがわかります。

 屋根の上からはわからない雨漏れが10件に1件ほどの割合で見つかります。
その多くは中に住んでいる人が気が付けない雨漏れが多いことは言うまでもありません。
 もしこのような雨漏れが起きている状態で、だれも気が付かずに
屋根の塗装工事を行ってしまうと、雨漏れがひどくなったりします。
当然劣化の進行も早まり、塗装したことによって吸い込みのなくなった、
スレート瓦やセメント瓦は雨漏れの水の量が多くなって浸入することもわかっています。
 たとえ他の業者さんが『雨漏れなし』と言ったとしても、もし私たちが工事を行うならば、
屋根裏・小屋裏と呼ばれる部分の診断は行いたいのです。

そしてもう一つ。
そもそも雨漏れが起きる前に、屋根材や外壁材が防水性をなくしてしまいます。
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新築時の大工さんの打ち損ないもあると思いますが、
釘と壁のすき間部分から入ったお水の影響を受けて周りのサイディングにも
小さなひび割れ塗膜の剥がれが見えます。
 一見肉眼では見えませんが、30倍スコープで見るとよくわかってしまいます。
このように、屋根や外壁は表面の塗膜などが劣化してくることで、
防水性をなくしてしまうのです。

 このように雨漏れは中に住んでいる人が気が付いている雨漏れとそうでないもの。
雨が降れば漏れるものと一定条件(風向き・降水量 など)が揃った場合にだけ漏れるもの。
室内側にはお水は入ってこないけども、屋根や外壁は、雨が降るたびにお水を吸い込み、
防水切れの状態になっているもの。など、いろんな状態の防水切れに雨漏れは分かれていきます。

 では、なぜそのようなことを私が書くのでしょう?
それらの建物の今の状態を塗装だけでは改善できない、解決できないことが多いからです。
原因を突き止め、それに対する改善工事を行いテストや確認調査をして、
雨漏れを修理しなくては、他の工事や、屋根外壁の塗装工事を行ってはいけません!!!!

数日前も、一昨日の診断も、雨漏れが屋根裏で見つかりました。
明後日から梅雨らしい天気予報になっていますが、
皆様も

【防水】

という観点を持ち雨漏れの予防や改善のための
外装工事を実現しなければいけません。

ただ塗るだけの塗装なんて、しないほうがいい。
劣化を早めるような塗装工事や他の工事はみなさんしないようにしてください。

 

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日本の住宅は他の先進国に比べ住宅の耐久年数が
著しく低いと言われております。
特に、お家の防水に関しては定期的なメンテナンスが必要です。
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