職人ブログ / 日常

外壁の洗浄とサイディング板の注意点

 みなさまおはようございます。
福岡市城南区の塗装・防水・改修工事屋の㈱オハナ 庄嶋です。

寒いのか暑いのかわかりづらい季節の福岡も、外装の改修工事がたくさん
行われていますね。
 今日は洗浄と窯業系サイディング板について書きたいと思います。

【洗浄】について

・高圧洗浄機(簡易的な洗浄機)のブームは去ったような気がしています。
・高圧洗浄したままでは、建物の劣化スピードは増していきます。
・高圧洗浄は、汚れや、劣化した塗膜や下地を除去するので、
 塗装の密着をたいへん良くします。
・高圧洗浄でお家を綺麗にするというよりは、大きく目立つ汚れやカビコケなどを
 除去するものです。車も水垢のような粒子の細かい汚れは落ちませんよね。
 下手に高圧洗浄のガン先を近づけると、素材そのものが傷んだり、健全な塗膜が
 剥がれたりしますので注意です。(指や手を切らないようにも注意してください)

まだほかにもたくさんありますが、塀や擁壁、駐車場の土間コンクリート等以外は
高圧洗浄したままは、防水性が無くなったり、劣化スピードが速くなったりしますので、
注意ですね。

【窯業系サイディング板について】以下、サイディングと表記

 アスベスト規制により厚みも増したサイディング板。その分重くなった製品が多いのは
言うまでもありません。住んでいる方々が気が付いた時には、サイディング板が
たくさん割れていたり、極端に反りが出ていたり、極端な変色がおきたり、吸水による基材(素材)そのものが指で崩れるほど劣化したり、板と板のつなぎ目のシーリングが極端に劣化していたり、
板と板のつなぎ目のもう一つの種類の 合い杓り(アイジャクリ、といいます)の極端な劣化と、苔カビの極端な発錆がおきたりということがたくさん起きていますね。

・軒のない家はサイディング板も極端に劣化している
・濃い色のサイディング板は、太陽の当たる面の劣化と新築時のタッチアップ(部分補修)の劣化で、
 美観が低下している建物が多い
・今でこそ、釘で留めない製品が主流となってきたが、今までの釘留めタイプは釘周りから割れと吸水が  目立つ。
・バルコニー周りの、雨漏れと時折だがシロアリの被害が目立つ
・北面の苔が新築3年目ほどで発生している建物が多い
・軒のない家に対する工夫は各メーカー行っているが、シンプルに軒を出せば出すほど、外壁の劣化が遅いことは確かで、軒ゼロは絶対に反対です。それならば新築時に新品の時にクリヤーを塗ることを勧めたい。私の家は、新築時にクリヤーを塗っていますので、実験2年目です。汚れの落ち易さも全く違う。
・劣化前に塗装する人があまりにも少ない。

参考になりましたでしょうか。
必ずや、私たちオハナは、家を創る組織になっていきます。なぜなら多くの提供者は、
家づくりというよりは、自分たちの利益づくりになっているからです。確かにそうでないと、
会社は存続できませんが・・・あまりにもひどい建物が多いのは言うまでもありません。

それではまた。ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

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