職人ブログ / 日常

雨漏れと住宅の未来

みなさまこんばんは。
福岡の塗装屋 ㈱オハナ・プロタイムズ福岡南の庄嶋です。

雨漏れが多く、弊社の問い合わせの中には雨漏れの物件がたくさんありますし、
診断依頼物件の多くは雨漏れに気が付かずに過ごされている方も多く存在しています。
 多くの方々は、雨漏れという認識が、
・ぽたぽたと水が室内に落ちてきた
・天井や壁にシミやカビなどが発生してきた
などの明らかな雨漏れ被害です。

そのように、多くの方々が、明確に確認できないと雨漏れとは感じることができません。
しかし、その状況になる前に

 ・外壁や屋根の劣化
 ・新築時の防水・雨仕舞不足
 ・経年劣化による防水部の破断
 ・塵埃などのつまりによるもの
 ・人為的もしくは飛来物による破損
 ・新築や改修工事等の不良施工的なもの

によって、少しづつ雨漏れや漏水がはじまり、劣化と共にその量が多くなっていくのです。
 公益財団法人 住宅リフォーム紛争処理支援センターの毎年の統計及び資料からも、
工事を行ったにもかかわらず、外壁・屋根からの雨漏れが多くたくさんの問題になったことは、
みなさんもご存じでしょう。
しかも、最近分かってくることは、多くの業者が雨漏れを見落とし、
美観だけの改善、見た目だけの工事を行うことがわかってきます。
IMGP8870
ひび割れが黒くカビが発生しています。
大げさに言えば、新築時は吸い込んでいなかったお水をひび割れより吸っています。
IMGP8868

拡大をするとシーリングの劣化
吸水によるサイディング板の変態色と剥がれが見えてきます。

昨年完成した私の自宅は新築時からニチハのハイクラスのサイディングにフッ素クリヤーを
殆どの面に塗布しました。
そうすることによって、外装板である窯業系サイディング板も
板と板のつなぎ目であるシーリング部分の劣化も劣化スピードが全く違うのです。

ひび割れは基本的に戻せません。表面的な劣化は戻せます。
身体と同じで早めの、適切な治療が住宅にも必要なのです。

 住宅の未来。どんどん職人さんの必要のないプラモデル化。
これでもかという失敗を繰り返し、軒を出している昨今。
素材も機能、形状も、もっともっと進化していきますね。

ただ、人にしかできないこと。

そこが重要で、そこに差が出ることがわかってきます。
人も家も生きていることを忘れたくはない・・・

 

 

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日本の住宅は他の先進国に比べ住宅の耐久年数が
著しく低いと言われております。
特に、お家の防水に関しては定期的なメンテナンスが必要です。
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家族のように親身にご対応させて頂きます。
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